とてつもない日本(麻生 太郎 ) 秋葉原で演説会&握手会を開催したローゼン麻生こと、麻生太郎氏のまぎれもない快著。 このブログの以前からの読者なら、ご承知のとおり、僕は熱烈な日本肯定論者である。とりわけゲームに関しては、自分で言うのもなんだが、熱烈というより爆裂している日本肯定論者だと思う。 この『とてつもない日本』を矮小化して、『とてつもない日本のゲーム業界』に書き直せば、そのまま通用する。そして僕がこのブログや以前のブログで主張してきた事とも大きくかぶる。ゲーム業界関係者は全員、この本を買って読むべきだろう。CESAも東京ゲームショウでこの本を配ったらどうだ? それぐらいの価値がある。 麻生氏によれば、日本はアジアの実践的先駆者だという。実践的先駆者は、その地域でまず一番始めに新しい問題にぶち当たる役割を担う。常にエレガントな解決策を示せるとは限らないが、苦闘している姿そのものが後に続