本棚の本は、日本人作家は原則あいうえお順に。ただ、“新本格”系は「あ行」の作家が異常に多いなど、棚にかなりの偏りがあるのだとか。ちなみに、飛びぬけて冊数が多い赤川次郎さんの本は、別にコーナーを設けてある。書庫は写真の右奥にも続く(撮影:本社写真部) SF作家の新井素子さんは、祖父と父母が出版社勤務で、幼少時からたくさんの本に囲まれて育ったそう。「本は絶対に捨てない」のが当たりまえの生活に、大量のぬいぐるみコレクションが加わって――。いったいどんな暮らし方をしているのでしょうか。(構成=上田恵子 撮影=本社写真部) ***** ◆いつも本が身近にあった 私は現在、およそ3万冊の蔵書と、4000匹以上のぬいぐるみ――私は彼らのことを“ぬい”と呼んでいます―― に囲まれて暮らしています。正直、どちらに関しても正確な数字が把握できていないので、あくまでも推定ですが。 今住んでいる家は、1996年に
ジバニャン、ミギー、殺せんせー、『クリフハンガー』から『ブレイキング・バッド』まで―――スゴ本オフ「化け物、怪物、モンスター」 好きな本を持ち寄って、まったりアツく語り合う。それがスゴ本オフ。 今回は「化け物、怪物、モンスター」。このテーマ、わたしにとって、とっても楽だった。定番の浦沢直樹や西尾維新、藤子不二雄もいいし、モンハンの直球で勝負してもよかった。人に非ざる人外といえばいくらでも思いつくので、一回ヒネって「鬼」にまつわる本を選んでいったのだが……集まった作品は、わたしの想像をはるかに上回る凄いものばかり。 追記:twitter実況まとめは、[SFやファンタジーから冬山、バブル経済、女の妄念まで「化け物、怪物、モンスター」のスゴ本オフ]をどうぞ。
帰ってきたヒトラー 上 作者: ティムールヴェルメシュ,森内薫出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/01/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (31件) を見る帰ってきたヒトラー 下 作者: ティムールヴェルメシュ,森内薫出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/01/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (24件) を見る 「帰ってきたヒトラー Er ist wieder da.」 ストーリーは、単純です。 第二次世界大戦末期、ピストル自殺をして遺体はガソリンで焼かれたはずのヒトラーが、2011年の8月、ベルリンの空き地で目覚めます。 彼自身、何故そこにいるのかはわからないものの、戦前の記憶はそのまま。 現代に甦ったヒトラーは、生前のままに意見を言い、行動しているだけなのに、人々はそれをコメディアンが風刺としてやっている「芸」だと思い込んで、もてはや
昨年末に『今こそ読みたいマクルーハン』という本を書かせていただきました。タイトルの通り、メディア論の元祖とも言うべきマーシャル・マクルーハンをテーマにした本です。そのマクルーハンの代表作のひとつに、1964年の『メディア論』(Understanding Media: the Extensions of Man)があるのですが、発表から半世紀が経とうとする現在に読み返してみても、内容がまったく色あせていないことに驚かされました。 その理由はもちろん、マクルーハンという研究者が優れた洞察力を持っていたからに他なりません。しかしもう一方で言えるのは、それだけ「メディア」や「メッセージ」といった人間的な活動の中に、時代を経ても変わることなく存在し続けるものがあるということでしょう。確かに表面的なものだけ見れば、パピルスから紙へ、テレビからインターネットへといった一方通行の変化があり、それが退行する
アメリカはタリバン復権を後押しし、アフガニスタンの民意もそれを支えた 民主化が失敗した理由は何か。これからどうなるのか【アフガン報告】6回続きの(3)
俺のかーちゃんが17歳の女子高生に!? 第19回電撃小説大賞最終選考作登場! 澤村隆史、高校2年生。ある日学校から帰宅するとそこには見知らぬ女子高生が! 「隆史、おかえり〜」って、まさか俺のかーちゃん!? いったい何があったのかを探るために、引きこもりの妹、優香と一緒にかーちゃんを尾行をすることに。どうやら巷で噂の「17歳教」に入ると、「永遠の17歳」になれるらしいが……。17歳の母親による、ハートフルホームコメディ! http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-891796-4/ ↓ 24 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 5.0 「親」であろうとする覚悟…「親」とは何と厳しい道なのだろうか! 2013/7/12 ドラえもんの名場面でのび太とドラえもんが酔っぱらって帰ってきたパ
角川グループホールディングスは、アニメイトが6月1日より全国106店舗で展開する「アニメイトブックフェア」の中の特別企画として、角川スニーカー文庫、富士見ファンタジア文庫の往年の名作の復刊企画を実施します。 株式会社角川グループホールディングス(東京都千代田区:代表取締役社長 佐藤 辰男)は、株式会社アニメイト(東京都板橋区:代表取締役社長 阪下 實)が6月1日より全国106店舗で展開する「アニメイトブックフェア」の中の特別企画として、角川スニーカー文庫、富士見ファンタジア文庫の往年の名作の復刊企画を実施致します。 その第1弾となるラインナップは、角川スニーカー文庫より4点、富士見ファンタジア文庫より7点。いずれも当時TVアニメ放送などメディアミックス展開された人気作です。 刊行当時学生だった世代も、今やお父さん・お母さん世代に。ただ単に「なつかしい」だけでなく、CS放送などでの放送によっ
イラストレーター募集掲示板 更新! コンテンツを追加。 お仕事を募集しているイラストレーターさん用・絵師求人のための練習法を設置しました。 ラノベ作家の処世術へようこそ! このサイトではラノベ作家になる為の情報ではなく ラノベ作家になった後に役立つ情報を主に掲載しています。 ※ラノベ作家志望者のための練習方法をコンテンツに追加しました。 個人の経験によるものなので、参考程度に見ていって下さい( ̄▽ ̄) ■管理人:RETU (元専業ラノベ作家 兼業(サラリーマン)経験有り 今はほとんどゲームシナリオ屋さんです) ■連絡先 ranobe2★mail.goo.ne.jp ※★を@に変更。 相互リンク募集しています。 ↓↓もしよろしければ、このサイトをぜひ ラノベ作家志望者の方に拡散してください↓↓ ■本日の面白2ch記事 ★管理人の巡回先2chブログ カップルの悩みまとめブログ 新卒辞めたい2ち
日本文学振興会は1月7日(月)、第148回芥川龍之介賞(以下芥川賞)と第148回直木三十五賞(以下直木賞)の候補作品を決定したと発表しました。芥川賞で5作品、直木賞で6作品の計11作品が選ばれています。 ▽ 芥川龍之介賞|公益財団法人日本文学振興会 ▽ 直木三十五賞|公益財団法人日本文学振興会 各賞のノミネート作品は以下の通り(敬称略)です。 <芥川賞> 小野正嗣「獅子渡り鼻」(群像11月号) 北野道夫「関東平野」(文學界9月号) 黒田夏子「abさんご」(早稲田文学5号) 高尾長良「肉骨茶」(新潮11月号) 舞城王太郎「美味しいシャワーヘッド」(新潮8月号) <直木賞> 朝井リョウ「何者」(新潮社) 安部龍太郎「等伯」(日本経済新聞出版社) 有川浩「空飛ぶ広報室」(幻冬舎) 伊東潤 「国を蹴った男」(講談社) 志川節子「春はそこまで 風待ち小路の人々」(文藝春秋) 西加奈子「ふくわらい」(
「青空文庫」のサイトで、没後50年を経過し2013年1月1日から著作権切れとなった作品として、室生犀星、柳田国男、吉川英治など、12人の著作が1月1日付けで公開されています。 またパブリック・ドメインに関する活動などを行っている欧州の組織COMMUNIAのサイト“Public Domain Day”では、没後70年を経過し2013年1月1日から著作がパブリックドメインとなった人物として、同サイトでは、ルーシー・モード・モンゴメリ(Lucy Maud Montgomery)、シュテファン・ツヴァイク(Stefan Zweig)、ブルーノ・シュルツ(Bruno Schulz)、アーサー・エドワード・ウェイト(Arthur Edward Waite)などが紹介されています。 Public Domain Day To celebrate the role of the public domain
「マイベスト新潮文庫」を探すべく、書棚と脳裏を漁るのだが……出るわ出るわ、記憶からも積山からも怒濤のごとく、文芸、海外、歴史、冒険、ミステリ、ファンタジー、ドキュメンタリー、エッセイ……ありすぎて選べない。 だから、も一つ「しばり」を設ける。それは「徹夜小説」であること。ひたすら面白く、寝食を忘れて読みふけった鉄板を挙げる。くれぐれも、明日がお休みの夜を見計らって手にしてほしい。 ■「シャンタラム」 グレゴリー・デイヴィッド・ロバーツ 未読なら、おめでとう。「これより面白いのがあったら教えてくれ」という傑作だから。憑かれたように読みふけり、時を忘れる夢中本だ。(わたしは4回乗り過ごし、2度食事を忘れ、1晩完徹した)。巻措く能わぬ程度じゃなく、手に張り付いて離れない。とにかく先が気になって気になって仕方がない。前知識は邪魔、完全に身を任せて、物語にダイブせよ。 とはいうものの、蛇足気味に補足
オススメ本を紹介しあい、「チャンプ本」を決めるビブリオバトル。6/26に行ってきた→惨敗だった。まずは敗因分析をレポートし、ビブリオバトルの傾向と対策を分析しよう。そしてチャンプ本や印象に残った本を紹介しよう。まずは参戦した本の山をご覧あれ。 参戦者の持ち時間は5分。観覧者に向かってオススメを一冊プレゼン+質疑応答する。一巡したら、最後に挙手で多数決を採るシステム。わたしは第一ゲームの最初の発表者で、持ってきたのは永江朗の「本の現場」。けして他の参戦者の本と遜色ない(というか、ダントツでスゴ本)、さらに「スゴ本知ってる人います?」と聞いたら、かなりの人が反応したので、こりゃイケると思いきや、得票は最低。読書意識が高く、本が好きなら必ず食いつくネタなのにーというわたしの思いは空回り。 なぜ、わたしのプレゼンは最低だったか? それは、「読みたくなった本」を選んでもらう場だから。本をダシに自分語
2010年05月22日16:00 カテゴリ書評/画評/品評Code プロの犯行ですありがとうございました - 書評 - オーディンの鴉 出版社より献本御礼。 オーディンの鴉 福田和代 すぐに書評したかったのだけど、在庫切れだったのでtwitterで第一報。 オーディンの鴉 by @kazuyo_fuku http://amzn.to/dgzOVp すごい。プロのネットワークエンジニアの目から見てもリアルなネットサスペンスを読んだのは初めてかもしれない。なのに在庫切れとは!less than a minute ago via HootSuiteDan Kogai dankogai で、先ほど見たら在庫復活! なるべくネタばれを避けて書くつもりだが、ゼロ保証は出来ないのでそれが嫌な方はこの場でポチること。オーディンの鴉にかけて損はさせません。 本作「オーディンの鴉」は、プロのネットワークエンジ
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