6月27日に公開された劇場版アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(庵野秀明総監督)が5日までの9日間で、観客動員数98万人を突破、興行収入13億円を超えたことが興行通信社の調べで分かった。 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」は、95年に放送され、社会現象を起こしたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をリメーク。主人公の碇シンジやヒロインの綾波レイら14歳の少年少女が、巨大ロボット「エヴァンゲリオン」のパイロットとなり、謎の生命体「使徒」と過酷な戦いを繰り広げるというストーリーで、「破」は劇場版4部作の2作目で、ヒロインの一人「惣流・アスカ・ラングレー」の名前が「式波・アスカ・ラングレー」に変更され、人気声優の坂本真綾さんが演じる新ヒロイン「真希波・マリ・イラストリアス」も登場するなどが注目を集めていた。 07年9月に公開されたシリーズ1作目「序」の観客動員200万人、興行収入20億円、DVD60万