【大屋博行のメジャースカウト春夏秋冬】日本詣でが活発化している 山田、大谷、筒香…注目選手が盛りだくさん 夏場を過ぎ、米大リーグ各球団の日本球界詣でが活発化している。 ヤンキースやカージナルス、エンゼルスといった強豪チームはすでにシーズンを通して、ゼネラルマネジャー(GM)補佐クラスをはじめ、担当の国際スカウトが入れ代わり立ち代わり、日本の野球を視察している。他球団も米国のドラフトがすでに終わり、選手のトレード期間が終了する7月が過ぎてからターゲットを日本球界に向けている。 私が所属するブレーブスも、シーズンの半分くらいは「クロスチェック」として、米国からスカウトが派遣されてきている。こうした現象は、ここ2、3年に顕著に表れてきた。 日本球界で、現在の最大の注目選手は昨季に3割、30本塁打、30盗塁以上の「トリプルスリー」を達成し、今季も打撃好調なヤクルトの山田哲人内野手だ。米国ではホーム