この度、長年勤めていたリクルートホールディングスを退職することになりました。在職中にお世話になったみなさん本当にありがとうございました。
中村伊知哉せんせから極論が出てきていて、ツッコミ待ちの状態になっていたので、こちらも極論で突っ込んでおきたいと思います。 日本のポップパワー発信10策 http://blogos.com/article/59692/ 一応は「やめてね」という話がメインなので、中村さんの話を全否定しているように見えるかもしれませんが、基本的な私の考え方は「アイデアを出すのは構わないけど、民間から出てきた自然発生的なアウトバウンドを支援するという話以上の関与を政策で行うのは望ましくないんじゃないか」という話です。 >[1] 主要国首脳会議、World Economic Forumその他海外首脳の集まる会議において、ポップカルチャー宣言を首相が表明するとともに、ポップカルチャー政策を一元的に推進する機関を設立し、民間から登用する長官が世界中を渡り歩く。 恥ずかしいからやめてください。 しかも、ポップカルチャー政
スカイマークエアラインの機内で配られているという「スカイマーク・サービスコンセプト」の内容がネット上で話題になっています。実物を確認した訳ではありませんが、従来の日本の航空会社では考えられないような思い切りの良い内容です。 こんなことが、書いてあるそうです。 <スカイマーク・サービスコンセプト> 1.お客様のお荷物はお客様の責任にて収納をお願いします。客室乗務員は収納の援助をいたしません。 2.お客様に対し、従来の航空会社の客室乗務員のような丁寧な言葉遣いを当社客室乗務員に義務付けておりません。客室乗務員の裁量に任せております。安全管理のために時には厳しい口調で注意することがあります。 3.客室乗務員のメイク、ネイルアート、ヘアスタイルに関しては「自由」にしております。 4.客室乗務員の制服は会社支給のウィンドブレーカー、ポロシャツのみ義務付け、それ以外は「自由」にしております。 5.客
「ポジショントークという言葉の意味が知りたければ、経団連会長のインタビューを見ればいい」、それくらい最近の彼らの発言は、自己の利益に誘導的です。 業界利益団体なんだから当たり前とはいえ、昔はここまで露骨じゃなかった。以前はもうちょっと日本全体の利益を考えてたと思うんだよね。 てか、「昔は経団連の利益と日本全体の利益が同じ方向に存在してた」というほうが正しいのかも。 そしてもうひとつの理由は、彼ら(日本を代表する企業)も、いよいよ余裕がなくなってきたってことなんでしょう。 製造業が悪いとは言わないけれど、日本が過度の製造業依存から抜け出す必要性があるってこと、私は何度も書いてきています。 最近の経団連はなにかというとすぐに「工場を海外に移転し、日本から出て行かざるを得ない」と(政治家や国民を)恫喝するけど、狼少年みたいなことばっかり言ってないで、出て行きたければさっさと出て行けよ!って感じで
日本のアニメは、きわめてユニークで世界最高だ、と日本人は誇りたがる。だが、実際には、DVDの売上が 日本以外では最大の市場の北米でわずか3億ドル程度にすぎない。米国映画は、日本の映画館での売上だけで、約800億円ほどもある(単純化のため洋画=米国映画と仮定)。全世界での売上はその数倍になろう。 オタクの視点から見れば、世界中で日本のアニメが受け入れられていることになろうが、どの国でもオタクたちは肩身のやや狭いマイノリティたちである。一方で、ハリウッド映画は勢いに陰りはやや見えるものの、文字通り世界中の人々に愛されるメインストリームの娯楽になっている。 日本の工業製品についても似たようなことがいえる。日本独自の携帯電話(通称:ガラパゴス携帯(ガラケー))は、非常にユニークであり性能も優れているが、日本の国外ではまったく売れていない。一方、米国企業が設計し中国で生産する iPhone は日本を
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