今までず~っと不思議に思っていたんですけど、やっとその原因が分かりました。一応ここに書いておきますね。 InDesignの初心者は、文字スタイルと段落スタイルをこう思っているようです。 文字パネルの設定を保管するところ → 文字スタイル 段落パネルの設定を保管するところ → 段落スタイル 違うんです。こうじゃない。でも考えてみると、こう思い込んでしまうのも無理はありませんよね。初心者が陥るこの罠に、今までどうして気づかなかったんだろ…? 正しくはこうです。 文字パネルの設定を保管するところ → 文字スタイル 文字に関する設定をすべて保管するところ → 段落スタイル 「段落スタイル」という名前が良くない。これが誤解の元凶。「総合文字スタイル」とでも呼んだ方がいいかもしれません。 それでは「文字スタイル」はなんのためにあるのか。これは一部分だけ段落スタイルと異なる書式にするときに使うものです。