印刷 震災後初めて営業を再開、訪れた観光客をフラガールが出迎えた=1日午前10時すぎ、福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズ、上田潤撮影震災後初めて営業を再開、訪れた観光客をフラガールが出迎えた=1日午前10時、福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズ、上田潤撮影 東日本大震災で休館していた福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズが1日、営業を再開した。温泉とホテルの一部、温泉プールなどがオープン。メーンのプール施設の復旧工事を経て、来年1月の全面再開を目指す。 午前10時、「オープンです」と、フラガール2人が仮の正面玄関にした入り口の扉を開けると、待っていた約300人が続々入場。他のフラガールたちが出迎え、客一人ひとりの首にレイをかけて歓迎した。 一番乗りは前日の夜11時から並んだ茨城県石岡市の建設業小松崎和之さん(46)。「再開を楽しみにしていました。震災に負けずに頑張ってほし
東日本大震災をきっかけに自殺に追い込まれる人が相次いでいる。内閣府が5日、震災に関連して自殺した人として公表したのは、6月だけで16人。専門家は「将来を悲観して思い詰める人が増える恐れがある」と警鐘を鳴らす。 宮城県石巻市の男性(49)は5月末、避難所から移った市内のアパートの室内で、冷たくなって家族に発見された。宮城県警石巻署によると、男性は自殺した可能性が高いという。 「お父ちゃんは絶望していた」。男性が震災後、落ち込んでいた様子について、妻は周囲にこう話していた。近くの小学校で避難生活を送っていた男性を見舞った知人は「気さくな人だったのに、別人のように口数が少なくなり、疲れ切った表情だった」と振り返る。 知人らによると、男性は数か月前に新築した自宅を津波で流された。勤め先の会社も津波の被害を受け、職を失った。新たな仕事が見つからないことや、ローンだけが残ったことにショックを受けていた
東日本大震災以降、列島を覆う自粛ムード。しかし、被災地にある酒の蔵元が「酒を飲んで支援につなげてもらえれば」とインターネットの動画サイトに投稿するなど、行き過ぎた自粛に対しては、被災者側から「待った」をかける声も上がり始めている。 東京・上野公園などの花見スポットでも宴会自粛が求められているなか、動画サイト「ユーチューブ」に「被災地岩手から『お花見』のお願い」と題した動画が投稿された。 投稿したのは、明治35年創業の老舗酒造「南部美人」(岩手県二戸市)の5代目蔵元、久慈浩介さん(38)だ。自粛ムードを「経済的な二次被害」と表現する。 久慈さんの会社は震災で酒蔵が損壊。蔵が流され、従業員が亡くなった同業者も多いという。 無事だった施設でなんとか再開した酒造り。しかし、待っていたのは蔓延(まんえん)する自粛ムードだった。 「行きすぎた自粛は逆に復興を妨げるのでは」。短文投稿サイト「ツイッター」
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