相加相乗平均に新証明法 高校教諭、運転中にひらめく2008年8月18日印刷ソーシャルブックマーク 相加相乗平均の定理の新しい証明方法を考えついた数学教諭の内田康晴さん。「自分自身が楽しめた」と話す=倉敷市の倉敷古城池高校 高校の数学で習う定理の新しい証明法を県立倉敷古城池高校教諭の内田康晴さん(49)が見つけ、オーストラリアの数学専門誌に論文が掲載された。「高校の教育現場から論文投稿はもっと増えていい。励みになるだろう」と数学者からも喝采の声が上がっている。 証明したのは「相加相乗平均の定理」。高校1年で習うことが多い。 内田さんは、ある定理の証明で描いていた図形が、相加相乗平均の定理の証明に使えることに気づいた。さらに簡単な証明法がないかと連日、考えていたところ、出勤途中の運転中にひらめいた。高校入学後すぐに扱う簡単な公式を使うだけの方法だった。 この定理の証明方法は50以上あるとされる
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