第90回全国高校サッカー選手権大会決勝戦は9日、国立競技場で行われ、千葉の市立船橋高校が延長戦の末に2−1で三重の四日市中央工を下して優勝した。韓国メディアは、試合の結果とともに球場を訪れた観衆の多さなどに注目して「日本サッカーの底力」と報じた。 韓国メディアは競技の前から長蛇の列をなしていたことや、国立競技場を埋め尽くした4万3884人の観衆に注目し、「信じられない光景だった」「Aマッチ顔負け」「Kリーグよりも熱い」などと報道。Jリーグのビッグマッチでも、日本代表チームの試合でもない、高校サッカーの決勝戦にこれだけの観衆が集まったことに驚きを禁じ得ないと伝えた。 同選手権には全国各地の4174校が地区予選に参加しており、トヨタ、コカコーラなど大手企業が大会のスポンサーになっている。一方、韓国の高校サッカーチームはたったの137に過ぎず、高校サッカー大会のスポンサーは1社のみだという。