市場の力を見くびるべきではない――。レアアース(希土類)価格の下落を聞いてそう感じた人も多いかもしれない。中国はハイテク製品に使うレアアースの生産と輸出を統制し価格を引き上げたが、高値を嫌った需要家が購買量を減らし価格は下落に転じた。レアアースを武器に外交を有利に進めようとしていた中国の思惑がつまずいた格好だ。液晶パネルの研磨剤に使うセリウムの輸入価格は7月の高値から5割下落した。モーターやス
体に備わる免疫の仕組みを使いがんをたたくがん免疫薬「オプジーボ」などの効き目を予測し、過剰な投薬を避けるための研究が相次いでいる。東北大学などは免疫細胞が分泌する特定の分子ががんの…続き 磨いた「確信」 がん克服に光 本庶氏ノーベル賞授賞式 [有料会員限定] がん免疫薬、投与の「やめどき」研究へ 全国40病院 [有料会員限定]
大手商社の双日が、ハイテク製品などの部品に必要なレアアース(希土類)について、豪州の鉱山会社と戦略的提携関係を結ぶことで基本合意したことが24日分かった。同日午後発表する。双日は鉱山開発やレアアースの安定供給で協力するほか、鉱山の権益確保を検討。日本の年間需要量の約3割にあたる約8500トンを確保できるといい、レアアースの「脱中国」を進める政府も支援する方針だ。 豪鉱山会社ライナスが豪州西部で開発中の鉱山で、ハイブリッド車などのモーターに使う磁石に必要なネオジムや、液晶テレビのガラスの研磨剤などに使うセリウムなどを2011年後半から生産する。同鉱山は最大で年2万2千トンを生産する能力があるといい、このうち約8500トンを日本向けに確保する。 政府関係者によると、双日が権益を取得するには200億〜300億円の資金が必要とされ、独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)に
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