めちんちん(雌珍々と表記)とは、生殖器の呼称におけるおちんちんの対義語として1990年代に提唱された、女性生殖器を指す言葉とされる。児童向けの性教育(保健体育)に用いられるべく発明され、本来猥褻な意味は含まれない。 [編集] 概要 この言葉は、1990年代に於いて氾濫する(教育上芳しくない)性的情報に対抗して、性教育を低学年の内から実施し、正しい性に関する理解を深めて、興味本位で性の乱用を行わないようにさせる目的で作られた、比較的新しい造語である。 同時代の性教育に於いては、男性生殖器はおちんちんという幼児語やペニスというラテン語を元とする学術用語を利用したが、女性生殖器に関しては、一般化された呼称「(お)まんこ」はあまりに性的に露骨なニュアンスが強く性行為をも意味する場合があり、また学術用語であるラテン語のヴァギナ(ワギナ)が児童等には発音し難い事から、適切かつ健全な呼称が求められた。