群馬県警前橋東署は7日、昨年4月には亡くなっていた父親=当時(93)=の遺体を、今年4月まで放置したとして、死体遺棄容疑で、前橋市堀越町、無職、関口泰宏容疑者(57)を逮捕した。署によると、2人暮らしだった。「人と関わりたくなくて通報しなかった」と説明したという。 逮捕容疑は、昨年4月上旬ごろには父の暹さんが死亡していたにもかかわらず、放置したとしている。遺体は白骨化しており、居間のこたつに下半身を入れた状態で見つかった。
東京都練馬区の自宅で長男を刺殺したとして、殺人罪に問われた元農林水産事務次官の無職、熊沢英昭被告(76)の裁判員裁判の第2回公判が12日、東京地裁(中山大行裁判長)で開かれ、被告人質問が行われた。熊沢被告は「主治医にアドバイスを求めるべきだった。息子にはつらい人生を送らせてかわいそうに思っている」と述べた。 熊沢被告は、発達障害だった長男の英一郎さん=当時(44)=が苦手なごみの片づけをするために、月に1回程度、1人暮らしの家を訪れたと説明。就職氷河期と重なるなどして就職先が見つからなかった英一郎さんに、製パンやアニメの学校に通わせたほか、「生きがいを持たせたい」とコミックマーケットへの出品を勧め、会場で売り子として手伝ったこともあったという。 ただ英一郎さんが自宅に戻った今年5月、熊沢被告に暴力を振るってから2人の関係に変化が生じた。 熊沢被告は、英一郎さんから事件当日に「殺してやる」と
28日、川崎市でスクールバスを待っていた小学生らが包丁で刺され19人が死傷した事件で、川崎市はおととしからことしにかけて、容疑者の親族から14回相談を受け、「長期間仕事に就かず、ひきこもり傾向にある」と聞いていたことを明らかにしました。 最初の相談は「おじとおばが同居しているが本人との接触は一切なく、おじらの高齢化にともない介護ヘルパーが家に入ることへの本人の反応が心配だ」という内容だったということです。 その後、岩崎容疑者が「長期間仕事に就かず、ひきこもり傾向にある」と聞き、市の担当者は、手紙でのやり取りなどを助言したということです。 これを受け、ことし1月、おじとおばが容疑者の部屋の前に手紙を置いたところ、岩崎容疑者は数日後に「食事や洗濯も自分でやっているのにひきこもりとはなんだ」などとおばに話したということです。 その後、親族から「本人なりの考えがあるのでしばらく様子をみたい」という
児童相談所でそのとき、親は―。子の安全のため、親から子を引き離す一時保護の言い渡し。通常、第三者の目に触れることのないやり取りの一端が、静岡地裁で審理された公判で明らかになった。一時保護に関する話し合いは、児相職員にとって緊張が最も高まる場面の一つ。その瞬間、職員にカッターナイフを示して脅したとして、暴力行為処罰法違反の罪に問われた静岡市の主婦(42)に24日、地裁は懲役10月、執行猶予4年(求刑懲役10月)の判決を言い渡した。 判決やこれまでの公判によると主婦は小学5年生の長男と2人暮らし。6月30日、面談のために訪ねた同市の児相で、パチンコや飲酒をやめる意思がないことや長男の意向を理由に、一時保護決定を告げられた。 「認めない」「子どもを返せ」。主婦は怒り、事務室にあったカッターナイフを手に取った。「これでも保護するのか」と、女性職員の顔近くに刃先を突き付けたという。「息子を拉致さ
福岡県警八幡西署は29日、妻を殺害したとして、北九州市八幡西区岡田町の無職福田満容疑者(88)を殺人容疑で現行犯逮捕し、発表した。福田容疑者は「妻の介護に疲れて殺害した」と容疑を認めているという。 発表によると、福田容疑者は29日午前2時半ごろ、自宅マンション内でビニール製のひもを使って、妻順子さん(79)の首を絞めて殺害した疑いが持たれている。同午前3時15分ごろに自ら「妻の首を絞めて殺した」と110番通報。順子さんは搬送先の病院で死亡が確認された。 福田容疑者は順子さんと2人暮らしだった。「妻は2年ぐらい前に骨折して足が悪くなり、ほぼ寝たきりの状態が続いていた」と供述しているという。同じマンションの住民は「(福田容疑者は)毎日自転車で買い物に行き、元気にあいさつしていたので驚いた。奥さんには、ここ半年ぐらい会っていない」と語った。
千葉県木更津市で先月、七十七歳の男性が介護する認知症の妻(79)と無理心中した。男性が二人で命を絶つ決断に追い込まれた背景には、老老介護の悩みを打ち明ける場もなく、社会的に孤立していた様子が浮かぶ。 (白名正和) 男性は七月二十日午後、木更津市中心部のショッピングセンターから飛び降りて死亡。数百メートル離れた団地の自室では妻も死亡していた。部屋からは「介護に疲れた」と書かれた男性の遺書が見つかり、県警は、男性が妻を絞殺して自殺を図ったとみている。 夫婦は二〇〇七年冬、隣の君津市から引っ越してきた。男性は木更津市内の土木会社で働きながら妻を介護。二~三年前に退職した後は介護に専念していたとみられる。団地周辺を徘徊(はいかい)して、警察に保護された妻を引き取りに来ることもあった。
いきなり結論から→書くなとヤボは言わないが、じゅうぶん注意して。 子どもの誘拐事件に対し、警察はどこから調べるか? 以下の順番でしらみつぶしに捜査する。営利なら時間との勝負。短時間に大量のリソースを投入し、犯人が「動く」前に網をできるだけ絞っておく。 ・ 子の近親・親戚 ・ 園、学校、塾など定期的に通う場所 ・ 友だちや遊び場など子の生活圏 では、なぜこの順番か? それはターゲット(子ども)に最も近いから。ターゲットに近いということは、行動パターンや特徴、周囲の状況がよく把握できるということ。子どもは犯人を知らないかもしれないが、少なくとも犯人は子どもを知っている。むしろ「子どもを一方的によく知っている」大人こそ、犯人として絶好のチャンス(!?)を有するとも言える。 ターゲットがどの学校へ通い、何曜日に塾へ行くか(そして何時に帰るか)、一人で行動するのか友達と一緒が多いか、事前に調べ上げ、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く