埼玉県飯能市と秩父市を結ぶ西武秩父線について、西武ホールディングスの筆頭株主であるアメリカの投資ファンドが廃止するよう求めているのに対し、埼玉県の上田知事や沿線の自治体の首長が存続を求める要望書を25日に提出しました。 西武鉄道の親会社の西武ホールディングスの筆頭株主であるアメリカの投資ファンドが、西武秩父線を不採算路線として廃止するよう求めていることが今月、明らかになりました。 これに対し、埼玉県の上田知事と沿線の自治体の首長などが、25日午前、東京・豊島区のホテルで西武鉄道と西武ホールディングスの社長らに面会し要望書を提出しました。 要望書では、西武秩父線が地元住民にとって極めて重要な役割を担い、廃止されれば地域の存亡にかかわるとして、路線を存続するよう強く訴えています。 昭和44年に開通した西武秩父線は、飯能市の吾野駅と秩父市の西武秩父駅の19キロを結ぶ単線の路線で、西武池袋線とつな