黄金のクッキー看板を食べようとする「クッキーモンスター」と名乗る容疑者。ドイツの地元新聞社に届いた脅迫状に写真が同封されていた=ロイター 「クッキーモンスター」が送った脅迫状。地元新聞社に届いた=AFP時事。「クッキーはいただいた! 返して欲しいだろう」などと書かれている 黄金のクッキー看板は、この真ん中にかかっていた=AFP時事 【ベルリン=松井健】ドイツの老舗菓子メーカーのシンボル「黄金のクッキー看板」が盗まれ、テレビ番組セサミストリートのクッキーモンスターをかたる犯人が脅迫する「事件」があった。メーカーが要求をのんで病気の子どもにクッキーを贈ると約束すると看板が戻った。義賊ロビン・フッドのような不思議な事件だとの話題でもちきりだ。 盗まれたのは、ドイツ北部ハノーバーの老舗バールゼンの看板で、定番の「ライプニッツ・クッキー」を模したシンボルだ。 看板は縦40センチ横50センチ。金