鹿児島のカメラ修理会社「カメラサービス鹿児島」が音頭をとり、そこに集う銀塩カメラユーザー25人が主に寄稿している「CLASSIC CAMERA」がめでたく5号目を迎えた。私も2号めから参加させていただいているが、新しい号になるたびに内容が濃くなっていて、レベルも上がり驚くべき進化を遂げているが、かなり若い寄稿者もいらっしゃるのが特徴で個人的にとても嬉しい。 昨今のクラシックカメラ趣味というのは、以前よりも敷居が低いのは銀塩カメラが廉価になったことで、若い人が参入しやすくなったからということもあると思う。おっさんが訳知り顔でライカのボディの握り具合がどうとか製造番号の考察とかシャッター音がどうたらなどという、ろくでもないことに執着しているのに対して、若い人たちはきちんと写真制作の道具として銀塩カメラを使用しており、非常に真面目な方向性を持っているのが特徴である。 このことがCLASSIC C