世界3大レースの1つとされる自動車レース、通称「インディ500」で、日本選手として初優勝を果たした佐藤琢磨選手がNHKのインタビューに応じ、「夢を信じ、挑戦を続ける気持ちが、こういう結果につながる」と話しました。 元F1ドライバーで40歳の佐藤選手は28日、インディアナ州で行われたことしのレースで、過去3回優勝しているブラジルのカストロネベス選手をおよそ0秒2の差で押さえて、日本選手として初優勝の快挙を達成しました。 佐藤選手は30日、ニューヨークでNHKのインタビューに応じ、優勝した瞬間について、「ヘルメットの中で絶叫していた。チェッカーフラッグをトップで受けたのは確信していたが、勝ったのかどうか半信半疑だった。エンジン音が静かになってから観客の熱い歓声が聞こえて、『勝ったんだな』と思った。それからはずっと取材の連続で、モータースポーツにおける世界最大のイベントを制するというのは、こうい