学研の「美しい日本語選び辞典」、まえがきの時点でもう買って正解だった感がある(税別630円 https://t.co/zqn183uQMr
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日本人の文章? 「窓から外を眺めながら、あくびを手で隠す。だるい。この時間、男子ブロックはイスラム教の授業を、そして先生不足のため、同じ部屋の片側に集められている下の学年の女子は数学の自習をやっている。自習の時間はいつもだるい。 なにより部屋の空気の重苦しさがだるさを増す。口を大きく開け、肺いっぱい分の酸素を吸い込んだ。八十人も閉じ込められているこの小さな部屋では窓の近くに座っていても、吸い込める酸素が足りない」 日本人が書いたと言われれば、誰もがそう思うのではないだろうか。違和感なく日本語の文章として頭にスッと入ってくる。 だが、実は筆者はイラン人のシリン・ネザマフィさん(29)。日本に滞在して約10年になるシステムエンジニア。これは『白い紙』のある一節から取ったものだ。漢字、ひらがな、カタカナの表記がある日本語の読み書きは外国人には難しいとされる。 近年の文芸賞は、実力や作品の巧拙だけ
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