印刷 中東の産油国クウェートが東日本大震災の復興支援として日本に無償提供した原油500万バレルが12日、横浜市内の製油所で引き渡された。原油は日本の石油会社が買い取り、代金を日本赤十字に寄付する。400億円程度になるとみられ、経済産業省によると、海外からの復興支援では最大規模という。 500万バレルは日本の1日あたり原油輸入量400万バレルを上回る。クウェートは今回の支援を、1991年の湾岸戦争で日本が多国籍軍に130億ドルを拠出したことへの恩返しと位置づけている。 関連記事クウェート首長、日本への石油支援は「当然のこと」(8/8)クウェート、復興支援に原油 「湾岸戦争の恩返し」(4/27)