日本を代表する温泉地から、世界の箱根へ。新規の顧客開拓に『エヴァ』はどのように貢献したのか? 町おこしとしての『エヴァ』を考える。 箱根湯本駅では浴衣姿の綾波レイがお出迎え! 箱根湯本駅構内に7月にオープンしたエヴァグッズ取扱店『えゔぁ屋』。ここでしか買えない和風の限定商品を多数揃える。初号機をイメージしたソフトクリームも人気。 ●現実と地続きの等身大のストーリー 当然だが、『エヴァ』はフィクションだ。だが、随所に学園シーンや生活シーンなども描かれ、非常に生活感があり、現実と地続きのような錯覚を覚える仕掛けが施されている。また、登場人物も多感な14歳の主人公たちを始め、それを取り巻く20代後半のキャラクターたちなど共感できる人物がどこかしらにいる。そのためファンとしてはそのストーリーを追体験したい、自分も参加したいと思ようになる。 そんなファンの心をつかんだのが日本を代表する温泉地、箱根だ