米音楽界最高の栄誉とされる「第53回グラミー賞」が13日(日本時間14日)、米ロサンゼルスのステイプルズ・センターで発表され、日本の人気ロックバンド、B’zのギタリスト松本孝弘(49)が最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞した。 松本は「最初は何が起こったかと…自分たちのカテゴリーをやっているのかな、という感じ。(壇上では)ぼう然としていた」と受賞の瞬間を振り返った。事前にスピーチを考えるのは嫌だったと明かし「(B’zの稲葉浩志とは)まだちょっと会っていない。(ノミネートされたときは)スタジオに一緒にいたけど“You are my hero”と言われた」と笑顔で話した。 受賞作「テーク・ユア・ピック」は、ジャズフュージョン界の名ギタリスト、ラリー・カールトン(62)との共作。グラミー賞の日本人受賞者は、これまで音楽家の坂本龍一やシンセサイザー奏者の喜多郎らがいるが、ポップス