ウェブ発達の以前から「電子書籍」の出版は行なわれてきましたが、スマートフォン・あるいは読書用としての携帯端末なKindleなどの普及により、それらがようやく“採算の取れる”ビジネスとして目処が付き始めた感があります。 が、一方で「『魅せる』ための文章のレイアウト」(例えばルビや段落・章ごとの装丁など)に関する注意については、文章の書き手側も含め、まだまだ関心がもたれていないのが現状。
電子書籍を個人出版するなら、コンテンツだけでなく見栄え(レイアウト)を作るスキルも必要になり、そうなるとInDesignのオペレーションができなければダメだけど、InDesignがPhotoshopなみにホビーユースで行き渡る可能性は、当面は低そう。 絵を描く才能と楽器を弾く才能を同時に持っている人が多数派ではないように、それぞれ違う性質の才能を複数以上持つデュアルスキルの人だけが、電子書籍時代の勝ち組になるのかもしれない。 TRPGはマスターにルールブックを売り続ける焼畑農業化したことで滅び、その失敗に学んだカードゲーム、MMORPG、アイテム課金するネトゲのビジネスモデル確立の苗床になった。 続きを読む
都内にて開催された「Adobe Digital Publishing フォーラム 2011」にて、G2010 代表取締役社長 船山浩平氏のセミナー「ワクワクする電子書籍」が行なわれた。G2010とは、船山氏が作家の村上龍氏と共に立ち上げた会社で、電子書籍の制作・出版が主な業務内容。セミナーで船山氏は、G2010を立ち上げた経緯や、App Storeで販売されている電子書籍『歌うクジラ』の制作秘話を語った。 試行錯誤しつつ電子書籍を作る G2010代表取締役社長 船山浩平氏。「音をデザインする」をテーマにグリオを立ち上げ、キューバ音楽のレーベル運営や動画番組配信などを行なってきた。G2010は村上氏との共同経営 船山氏と村上氏は10年前から交流はあったが、書籍や出版に関する仕事は一切していなかった。共同作業と言えば、共通の趣味であるキューバ音楽の仕事に限られていたそうだ。村上氏は講談社の文芸
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