宮城県警は10日、岩手・宮城内陸地震が発生した先月14日に自宅アパートで本の下敷きになり死亡した仙台市青葉区二日町、会社員佐藤良行さん(37)の死因を窒息死と断定。これを受け仙台市は、佐藤さんを同地震による災害死と認定した。 地震による死者は13人目。 県警によると、先月14日午後9時ごろ、佐藤さんが積み上げていた大量の本の下敷きになって倒れているのを、訪ねてきた会社の同僚が発見、病院で死亡が確認された。県警は司法解剖で死因が特定できなかったため、組織検査をしていた。崩れた本の重さは計約500キロあったという。