島国である日本では、外国人観光客が当たり前のようになった現在を除いては元来は民族の多様性に乏しく、黒船の時代と比べてもまだまだ日本人の外国人に対する免疫や英語力というのはなかなか進まない。そんな国にある外国人コミュニティのうちで比較的歴史と規模がある代表的なものと言えば、戦前に日本に併合された朝鮮半島から出稼ぎ等でやってきた在日コリアンの存在。 日本では単に「在日」と指すだけで「在日韓国・朝鮮人」という意味合いになるほど、日本社会と深い関わりを持ってきた。また、一部の在日コリアンは戦後を中心に民族差別といった事象を背景に暴力団等の日本の裏社会やパチンコ・芸能といった娯楽産業に根深く入り込んでいる事もよく知られている。東京では新大久保、三河島などが有名なコリアタウンだが、日本で最も大規模な韓国人街は大阪市生野区の鶴橋である。 鶴橋・猪飼野は日本最大の在日韓国・朝鮮人街鶴橋は大阪市街地の東側に