子供の頃、学校から帰ってテレビをつけると、『じゃりン子チエ』の再放送をよくやっていた。大阪の下町を舞台にしたそのアニメは、埼玉育ちの私が初めて触れた関西だった。 チエちゃんは串焼きのホルモン屋さんをやっており、牛なのか豚なのか部位はどこなのか、正体不明の串焼きは私にとって憧れの食べ物となった。そろそろホルモンが似合う年になったことだし、大阪であの雰囲気の店を探して食べてみようと思う。
島国である日本では、外国人観光客が当たり前のようになった現在を除いては元来は民族の多様性に乏しく、黒船の時代と比べてもまだまだ日本人の外国人に対する免疫や英語力というのはなかなか進まない。そんな国にある外国人コミュニティのうちで比較的歴史と規模がある代表的なものと言えば、戦前に日本に併合された朝鮮半島から出稼ぎ等でやってきた在日コリアンの存在。 日本では単に「在日」と指すだけで「在日韓国・朝鮮人」という意味合いになるほど、日本社会と深い関わりを持ってきた。また、一部の在日コリアンは戦後を中心に民族差別といった事象を背景に暴力団等の日本の裏社会やパチンコ・芸能といった娯楽産業に根深く入り込んでいる事もよく知られている。東京では新大久保、三河島などが有名なコリアタウンだが、日本で最も大規模な韓国人街は大阪市生野区の鶴橋である。 鶴橋・猪飼野は日本最大の在日韓国・朝鮮人街 鶴橋は大阪市街地の東側
関西国際空港を利用する外国人旅行者のうち、欧米とインドからの旅行者の約3~5割が大阪を「素通り」して帰国していたことが、大阪観光局の調査で分かった。溝畑宏局長は「四季を感じられる京都などを好む傾向がある」と分析。大阪の歴史的建造物や祭りをアピールするなど、プロモーションを強化していく意向を示した。 調査は昨年5月~今年2月、関空で観光局の調査員が外国人旅行者にインタビュー形式で行い、4199人から回答を得た。 「大阪で観光をしなかった」と回答したのは17.7%(743人)。国や地域ごとに大阪を観光しなかった旅行者の割合を見ると、英国49.4%▽米国38.0%▽ドイツ37.8%-など、欧米各国の素通りが目立った。割合が最も高かったのはインドからの旅行者で58.8%だった。 一方、中国は6.9%、台湾は5.9%だった。旅行者の9割以上が大阪を観光した。
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