2008年の金融危機の責任を追及している米議会の金融危機調査委員会は7日、金融大手ゴールドマン・サックス(GS)が数十億ページ分の関連資料を送り付ける非協力的な行為があったと批判、強制力のある文書を発布して適切な内容の再提出を要求した。 GSは調査能力を超えるような大量の電子データを送付したといい、委員会幹部は「混乱させるための周到な行為だ。想像以上に隠し事をしているかもしれない」と激怒した。同委員会は今年1月から約1年の予定で危機の真相解明を進めており、多数の金融機関に資料提出を求めている。 一方、GS側は「今後も要求された情報を提供することを約束する」とコメントした。(共同)
米General Motors(GM)の破産保護申請と上場廃止決定を受け、Dow Jonesは6月1日、ダウ平均銘柄からGMを外し、通信機器メーカーCisco Systemsと入れ替えると発表した。 Dow Jonesのロバート・トムソン編集長は、Ciscoをダウ平均銘柄に加えるのはふさわしいとし、その理由をこう語っている。「Ciscoの通信・ネットワーキング製品は、今もなお情報時代に適応している経済と文化にとって欠かせないものだ。自動車が20世紀の米国にとって不可欠であったのと同じように」 また、公的資金の注入を受け再建中のCitigroupを、保険会社Travelers Companiesと入れ替える。これらの変更は6月8日に実施される。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く