(CNN) テネシー州ジャクソンの連邦検察当局は27日、アフリカ系米国人を標的に大量殺人を計画していた白人の男2人を、散弾銃不法所持や銃販売店を狙った強盗共謀などの罪で起訴した。2人は米大統領選の民主党のオバマ候補暗殺も企んだとして、大統領候補への脅迫罪にも問われている。当局者が明らかにした。 起訴されたのは20歳と18歳の男で、インターネットで知り合った自称「白人至上主義者」。21日に銃砲店に押し入ろうとして逃走し、翌日メンフィス近郊で拘束された。 供述書によると、2人は黒人100人以上を殺害し、うち14人を斬首する犯行計画を立てていた。オバマ氏については、白いタキシードを着用し、車の窓から通りすがりに銃撃する計画だったという。 連邦捜査当局は事態を重く見ているものの、2人がオバマ氏の予定を詳細に把握していた証拠はないとしている。また、シークレットサービスの報道官は、2人に犯行計画を実行