印刷 関連トピックス北朝鮮金正日バラク・オバマ 北朝鮮外務省報道官は27日、来月に予告している人工衛星の打ち上げに、米航空宇宙局(NASA)の専門家を招待していることを明らかにした。また、オバマ米大統領が韓国での講演で北朝鮮への敵意はないとした発言に関連し、「本心なら、我々も他国と同様に衛星打ち上げの権利があることを認める勇気を持つべきだ」と述べた。 朝鮮中央通信が伝えた。報道官は「金日成(キム・イルソン)主席の誕生100周年に際して実用衛星を打ち上げるのは金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺訓であり、久しい前から計画されていた」として、金総書記が昨年末に亡くなる前からの計画であったことを認めた。また、「主権国家の合法的権利である平和的な衛星打ち上げを絶対に放棄しない」と強調した。 NASA側が招待に応じることはないとみられる。(ソウル=箱田哲也) 購読されている方は、以下のような関