女性団体「違憲世論作りを急ぐのは女性人権保護につながらない」批判 憲法裁判所の売春処罰特別法に対する違憲判断を控え、売春女性数千人が参加する大規模なマスクデモがソウル都心で4年ぶりに行われる。憲法裁の「姦通違憲」決定後に「売春産業」の“期待”が高まっているが、女性団体などは性急な違憲世論は女性の人権保護の妨げになり兼ねないとし、反発している。 売春女性たちは9日、憲法裁で開かれる初公開弁論を控えて、ソウル・斉洞の憲法裁判所前に集結する。売春女性と事業主たちの集まりである「ハント全国連合」のカン・ヒョンジュン代表(61)は7日、「公開弁論初日、憲法裁判所の前で売春女性10人が全国売春女性882人の署名を集めた売春処罰特別法廃止嘆願書を朗読し、憲法裁に提出する予定」だと述べた。 彼らは今月末にソウル都心で売春女性4000人が集まる大規模な集会を計画している。 2011年9月、ソウル・鍾路