耐震補強の手抜き工事が判明しました。 拡大画像 鉄筋不足が見つかった緑橋の位置(画像:NEXCO中日本)。 NEXCO中日本は2020年11月4日(水)、中央道をまたぐ橋の耐震補強工事で、内部の鉄筋が不足する施工不良が判明したと発表しました。同社では今後、未設置鉄筋の再施工を行うとともに、工事受注者へその費用を損害賠償請求するとしています。 施工不良が見つかったのは、中央道をまたぐ緑橋(東京都日野市)で、下り線側の橋台に鉄筋8本の不足と、ひび割れ2か所を確認したということです。この橋は2018年度に耐震補強工事が実施された6橋のうちのひとつで、大島産業(福岡県宗像市)が工事を受注しています。 また、ほかの橋でも同様に鉄筋の不足が疑われることから、大島産業に対し追加の調査を指示したとのこと。新たに施工不良が確認された場合は、施工箇所の補修を速やかに行うとしています。 なお、今回の橋は中央道本
JR東海は3月20日、2027年の開業を目指して工事が進められている中央新幹線品川~名古屋間286kmのうち、大深度地下を利用して建設する区間の認可申請を国土交通大臣に行なったと発表した。 2014年12月に品川~名古屋間が着工した中央新幹線は、起点の品川駅と終点の名古屋駅が地下駅として建設されることになり、2016年1月には品川駅、同年12月には名古屋駅の工事が開始されている。 両駅とも、人口密集地における用地確保が困難であること、すでに地下の浅い部分に鉄道施設や構造物などが複雑に入り組んでいることから、山梨・長野県内の南アルプストンネルと並ぶ、中央新幹線の三大難工事箇所にあげられている。とくに起点の品川は、東海道新幹線のおよそ40m下に駅が造られることになっているため、工事は深夜に行なわれている。 両駅が地下であることから、東京側、名古屋側ともに地上部に出るまでの地下線が建設されること
six-entertainment ライフスタイル・マガジン「Six」が送る旅行・エンタテインメントの最新情報。 バックナンバー一覧 2020年の東京オリンピックを前にいま東京は建築ラッシュ。でもちょっと待て! 建て替えるのはまだまだ早い。魅力的な建築がたくさんあるではないか。東京を愛する建築評論家による、建物からみた東京ガイド。 案内人=五十嵐太郎(いがらし・たろう) 建築史家、建築評論家。博士(工学)。東北大学大学院教授。朝日新聞の書評委員を務め、月2回ほどの頻度で寄稿中。新刊は『日本建築入門』(ちくま新書)。研究室のプロジェクトとして考古学とコラボレーションし、独特の空間デザインによって大量の縄文土器を群島状に並べた「先史のかたち」展を東北大学で開催。
総事業費103億円をかけて2010年3月に竣工(しゅんこう)した東京都の立川市役所新庁舎で、雨漏りが立て続けに発生し、問題となっている。 新庁舎は地上3階、地下1階で、米軍旧立川基地跡地の約1万1000平方メートルの敷地に建てられた。耐久性や環境に配慮した「100年建築」をうたっており、屋上には約360枚の太陽光パネルや雨水をトイレに利用する装置などが設置されている。 市総務課によると、竣工間もない11年春の大雪の際、最初の雨漏りが起きた。太陽光パネル周辺の防水工事が不十分で、太陽光パネルの隙間に積もった雪の雪解け水があふれ、吹き抜けの天井から1階ロビーまで水が滴り落ちた。この時は施工した戸田建設(中央区)が修繕工事を行い、すぐに収まったという。 しかし、14年秋頃から現在まで、大雨のたびに屋上の空調室から続くダクト付近から雨漏りが発生。何らかの原因で、空調室に雨水が入り込んでいるとみられ
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