横浜出身のプロレスラーで令和4年に死去したアントニオ猪木さんの激闘を伝える展示会が16日、横浜市西区の商業施設「マークイズみなとみらい」で始まった。猪木さん直筆の「闘魂」の書や等身大パネル、名勝負をとらえた写真などを展示。会場ではタオルやTシャツなどのグッズも販売し、収益の一部は能登半島地震の復興支援に充てられる。 15日に開かれた内覧会では弟子だった藤波辰爾さんが出席。自身と猪木さんが昭和63年8月、60分フルタイムドローの死闘を繰り広げた際の写真を見つめ、「強さというか、執念を感じた。猪木さんを60分独り占めできたわけだからこんなぜいたくなことはなかったよね」と振り返った。