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ブックマーク / mobility.blog.jp (17)

  • 「まず台湾から」Lean Mobilityのビジョンに納得 : THINK MOBILITY

    かつて私も1ヵ月間お借りしたことがあり、このブログで何度か紹介もしたトヨタ自動車の電動3輪スモールモビリティ「i-ROAD」が進化を果たしました。開発担当者がトヨタから設計を引き継いで興したスタートアップ「Lean Mobility」での市販予定車「Lean3」がそれです。会社の背景や車両の概要、簡単な試乗記などを、「東洋経済オンライン」で記事にしたので、ご興味のある方はご覧になっていただければと思います。 i-ROADの長所も短所も知り尽くした方が手がけただけに、根の思想は同じながら各部がアップデートされ、乗り物としての完成度は格段に高まっていましたが、それとともにビジネスの考え方も印象に残りました。Lean Mobilityは純粋な日企業ではなく、日台湾のアライアンスメーカーで、すでに台湾の自動車関連企業連合から28億円の出資を受けています。来年まず発売するのも台湾で、その後日

    「まず台湾から」Lean Mobilityのビジョンに納得 : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2024/03/10
    “日本のエンジニアリングやデザインが世界的に見てもトップレベルであることは、2つの会社の製品を見ても納得してもらえると思います。しかしそれを受け入れる社会には、明確な差があると感じています。”
  • 高度経済成長期の名建築を次世代に伝えたい : THINK MOBILITY

    私もよく利用する東京のターミナル、新宿駅西口の再開発が格化しています。駅前広場を囲んでいた新宿スバルビルと明治安田生命新宿ビルが取り壊されたのに続き、小田急百貨店新宿店館も姿を消し、吹き抜けの中を地下駐車場にアクセスするらせん状のスロープが巡る地下広場は、工事のための巨大な構造物で覆われました。このあとスロープも撤去されるとのことです。 新宿駅西口の再開発の内容については、下で紹介しているように、ブログでも2020年10月に取り上げました。そのときは具体的な動きが始まったばかりでもあり、漠然と見ていましたが、小田急百貨店が消え、地下広場が蓋で覆われた状況を目にして、残念という気持ちが大きくなりました。どちらも昭和を代表する建築家のひとり、坂倉準三氏の作品であることも大きいと思います。 これに限らず最近、高度経済成長期に生まれた名建築が、全国各地で姿を消しつつあります。坂倉氏が生まれ故郷

    高度経済成長期の名建築を次世代に伝えたい : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2024/03/03
    “最近、高度経済成長期に生まれた名建築が、全国各地で姿を消しつつあります。”
  • 早くも曲がり角?日本のBRT : THINK MOBILITY

    今月2日、東京駅から銀座、晴海、豊洲市場などを経由して東京ビッグサイト付近に至る都心部・臨海地域地下鉄(臨海地下鉄)の運行事業者について、現在りんかい線を走らせている東京臨海高速鉄道が選定されたというニュースがありました。理由として挙げられたのが羽田空港へのアクセスで、JR東日が昨年工事を開始した「羽田空港アクセス線」3ルートにりんかい線が含まれていることを重視したそうです。 羽田空港アクセス線については、3つのルートが合流する東京貨物ターミナル駅にスポットを当てた記事を「東洋経済オンライン」に書きました。興味がある方は読んでいただければと思いますが、臨海地下鉄に話を戻すと、現地の交通事情にくわしい人は、2020年にプレ運行をスタートした東京BRT(バス高速輸送システム)と競合する路線であることに気づいているはずです。 東京BRTのオフィシャルサイトはこちら東京都「都心部・臨海地域地下鉄

    早くも曲がり角?日本のBRT : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2024/02/25
    “日本の多くのBRTが、専用レーンを用意しないなど曖昧なまま導入が進んでいることは、このブログでも取り上げましたが、ここへきてその影響が出てきていると感じます。”
  • これからも富山から目が離せない : THINK MOBILITY

    2023年は特定小型原付の導入、路線バスの運転士不足、ライドシェアの議論など、例年以上にモビリティの話題が多かったと感じています。さらに前年のJR西日の公表がきっかけとなった赤字ローカル線では、同じJR西日の芸備線が、国が指針を示した再構築協議会で議論されることになりました。 そして3月にここで取り上げた、富山県内を走るJR西日の城端線・氷見線でも、活性化の取り組みが決まりました。 富山県では7月に城端線・氷見線再構築検討会を立ち上げ、議論を行ってきました。その結果、今週月曜日に城端線・氷見線再構築実施計画(案)がまとまったのです。内容は県やJR西日のオフィシャルサイトで見ることができるので、興味のある方はご覧になってください。 富山県城端線・氷見線再構築検討会ウェブサイトはこちら 再構築事業の実施予定期間は10年間で、事業主体はJR西日からあいの風とやま鉄道に変わり、車両は電気

    これからも富山から目が離せない : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2023/12/24
    “城端線と氷見線は、LRT化の検討が始まったものの、今年3月に新型鉄道車両の導入をベースとした利便性・快適性向上という方向に転換。第3セクターが、他のJR路線を引き継ぐことも画期的です。”
  • これでいいのか2024年問題対策 : THINK MOBILITY

    いわゆる2024年問題に対する動きが、良からぬ方向に動いてきたと感じています。今週木曜日、大型トラックの高速道路での最高速度について、警察庁は現行の80km/hから引き上げる検討に入ったというのです。このブログでも過去に取り上げた、いわゆる「2024年問題」に対応すべく、物流の効率化を図るためで、有識者会議を設置して年内に提言を取りまとめる予定とのことです。 この件、経済産業省が昨年9月から開いてきた「持続可能な物流の実現に向けた検討会」の中で、全国物流ネットワーク協会が先進安全装備を装着した大型トラックに限り、高速道路の速度制限を80km/hから100km/hに緩和してほしいと要望していました。一方内閣官房では今年に入って「我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議」が開かれており、先月「物流革新に向けた政策パッケージ」が決定。そこに記された24項目の中に、高速道路のトラック速度規制の引

    これでいいのか2024年問題対策 : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2023/07/16
    “この国でドライバーの待遇改善に理解を示す人はごく少数で、配達に時間がかかったり新鮮な食料品が手に入りにくくなったりすることへの不平不満を訴える声が圧倒的に多い。”
  • 雪の日は車を置いて帰ろう : THINK MOBILITY

    2022年最初のブログとなります。年もよろしくお願いいたします。最初のテーマとして木曜日、東京地方に雪が降ったときのことを取り上げます。都心の積雪は10cmとのことで、東京としてはまとまった量でした。交通への影響は、鉄道では多くの路線が列車の遅れ程度ですみましたが、道路は首都高速道路が多くの路線や出入口で通行止めとなり、各所でスリップ事故や立ち往生が相次ぎました。 私も木曜日に所有車(シトロエンGS)の取材が予定されていました。しかし天気予報は数日前から雪となっており、撮影チームは関西が拠地だったこともあって、 火曜日にその予報とともに、ノーマルタイヤなので雪の日は走行不可であることなどを伝えました。すぐに電話がかかってきて、当初は予備日として設けていた前日に走行シーンなどを撮影することになりました。 ただし車両の細部を撮影する場所は木曜午後に予約をしており、変更ができないとのことで、

    雪の日は車を置いて帰ろう : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2022/01/09
    “鉄道は事業者自身が危機管理を行うのに対し、道路は個々の利用者に多くが委ねられています。この差はあまりに大きいと思っています。”
  • 悲惨な通学事故を繰り返さないために : THINK MOBILITY

    また悲惨な交通事故が起こってしまいました。今週月曜日、千葉県八街市で小学校から下校中の児童の列に飲酒運転のトラックが突っ込み、5人が死傷した事故のことです。この事故を語るうえでもっとも重要なことは、明確な法律違反をしている者がいることです。飲酒運転のトラックドライバーです。多くの責任をこのドライバーが負うべきです。その原則を踏まえたうえで、さまざまな対策を講じるべきでしょう。 (写真の場所は事故現場とは関係ありません) そこでまず、この道路を通行する人のうち誰を優先すべきかを考えます。今回事故に巻き込まれた児童をはじめとする歩行者なのは当然でしょう。それは歴史のうえでも証明されます。八街市の資料によると、児童が通っていた小学校は1885(明治18)年開校とあります。ガソリン自動車が発明される前から、通学などのために多くの人が道路を使っていたわけで、あとから参入した自動車が以前からある秩序に

    悲惨な通学事故を繰り返さないために : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2021/07/04
    “日本は交通事故死者における歩行者の割合が先進国で極端に高い国です。その理由が今回の事故でも露呈した、歩行者軽視の道路行政にあることは明確だと思っています。”
  • EV推進は欧州の戦略と考えるべき : THINK MOBILITY

    自動車分野におけるカーボンニュートラルについては、今年初めにこのブログでも触れていますが、私自身ジャーナリストとして何度か記事を書かせていただいています。今回はその中から、インターネットメディア「BLOGOS」に初めて書かせていただいた記事を、ここで取り上げたいと思います。 記事のテーマは、トヨタ自動車の社長でもある豊田章男氏が日自動車工業会会長の立場として発言したカーボンニュートラルについてですが、調べるにあたり目に留まったのが「EU MAG」と名付けられた駐日欧州連合代表部の公式ウェブマガジンでした。そこには「欧州でのEVシフトの加速を後押ししているのはEUの戦略」という記述が見られました。これまでも、欧州のEV推進は戦略的な部分もあるという自分の考えを書いてきましたが、EU自身が戦略であると認めていることになります。 EU MAGのEVシフトについての記事はこちら カーボンニュート

    EV推進は欧州の戦略と考えるべき : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2021/05/23
    “欧州や一部のメディアの挑発に乗る必要はなく、日本という国に見合った、すべての人が安全快適に移動できるモビリティ社会を目指すことに尽きます。”
  • エンジン車禁止の流れをどう考えるか : THINK MOBILITY

    欧米を中心に目立っている「◯◯年からエンジン車禁止」の流れ。日でも地球温暖化対策の一環として、2030年代半ばにガソリン/ディーゼルエンジンだけで走る自動車(ここでは以下エンジン車と書きます)について事実上、国内での新車販売を禁止する動きがあるという報道がありました。今回はこのテーマに触れます。 この種のニュースでよく使われるのが「電動化」という表現です。自分の記憶ではこの表現はスウェーデンのボルボカーズ(商用車のボルボとは別会社)が使いはじめたと記憶しています。これは全車を電気自動車にすることではなく、マイルドハイブリッドを含めたハイブリッド車も電動化になります。しかし当初はマスコミでさえ電動化=電気自動車化と誤解する人がおり、いまなお同じような解釈をしている人がいるようなので注意が必要です。 日トヨタ自動車を筆頭にハイブリッドカーを数多く市場化してきており、電気自動車についても日

    エンジン車禁止の流れをどう考えるか : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2020/12/06
    “マイルドハイブリッドを含めたハイブリッド車も電動化になります。しかし当初はマスコミでさえ電動化=電気自動車化と誤解する人がおり、いまなお同じような解釈をしている人がいるようなので注意が必要です。”
  • まちづくりのためのLRTを実感する宇都宮 : THINK MOBILITY

    宇都宮LRT、つまり栃木県宇都宮市および芳賀町で建設が進んでいるLRTについては、雑誌やウェブサイトでこれまで何度も記事にしてきたこともあり、最近も何度か現地を訪れています。先月もいくつかの場所を視察してきました。今回はそのときの様子を、いつもと違う角度から紹介します。 まずは宇都宮市東部のテクノポリス地区。ここは現在の宇都宮市長がLRT導入を公約に市長選挙に当選した翌年になる2013年から開発がスタートした地区で、現在は7000人以上が暮らしています。今回この地を訪れると、小学校の建設が進んでいました。 我が国の少子化は全国的な傾向であり、東京都渋谷区の当事務所の近くでも、数年前に3つの小中学校の統合が行われました。それを考えれば、新規に小学校が生まれること自体が異例の出来事です。宇都宮市のウェブサイトにも紹介があり、4年前に学校開設の基計画が承認され、来年4月に開校予定とのことです。

    まちづくりのためのLRTを実感する宇都宮 : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2020/11/15
    “たしかに実際にLRTを利用する人は、市民のうちの一部にすぎないでしょう。しかし居住者や通勤通学者の増加は税収増につながり、広い目で見れば地域全体の発展に寄与するプロジェクトになります。”
  • なぜ日本は歩行中の交通事故犠牲者が多いのか : THINK MOBILITY

    5月11 なぜ日は歩行中の交通事故犠牲者が多いのか カテゴリ:ニュースモビリティ また悲惨な交通事故が起こってしまいました。 滋賀県大津市の交差点で、直進する乗用車と右折する乗用車が接触し、直進車両が横断歩道脇で待っていた保育園児の集団に突っ込み、幼い園児2人が亡くなってしまった事故です。亡くなられた方々、ご遺族の方々には、この場を借りてお見舞いを申し上げます。 少し前にブログで取り上げた東京池袋での高齢ドライバーによる事故もそうですが、犠牲になったのは歩行者で、大津の事故では2人のドライバーは無傷だったそうです。当然だと思うかもしれません。しかし以前も紹介しましたが、日は歩行中の交通事故死者の比率が極端に高い国でもあります。 IRTAD道路安全レポート2018年版 = https://www.itf-oecd.org/road-safety-annual-report-2018 上の

    なぜ日本は歩行中の交通事故犠牲者が多いのか : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2019/05/12
    “欧米では信号のない横断歩道の手前で待っていると必ずクルマが停まり、渡らせてくれます。逆に言うと停まってくれないのは自分の経験では日本ぐらいです。”
  • 八戸バス改革に圧倒される : THINK MOBILITY

    4月6 八戸バス改革に圧倒される カテゴリ:モビリティまちづくり 路線バスの改革で先進的な取り組みをしている青森県八戸市を訪れました。八戸市都市整備部都市政策課の方々のご案内で中心街や八戸駅周辺を視察しました。都市政策課の方々にはこの場を借りてお礼を申し上げます。中心街と八戸駅を分けて書いたのは、JR東日東北新幹線などが発着する八戸駅は中心街からは6kmほど離れているからで、中心街にもっとも近いのは八戸線の八戸駅になります。 八戸市が改革を始めたきっかけは、2007年に施行された「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」でした。これを受けて八戸市地域公共交通会議が設置され、地域交通が専門の大学教授をアドバイザーに迎えて協議を進めた結果、2年後に「八戸市地域公共交通総合連携計画」が作成され、2010年以降実施に移されました。 八戸市には八戸市交通部の市営バス、みちのりホールディングス

    八戸バス改革に圧倒される : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2019/04/07
    “路線バスの改革で先進的な取り組みをしている青森県八戸市を訪れました。八戸市都市整備部都市政策課の方々のご案内で中心街や八戸駅周辺を視察しました。”
  • 自動運転バスを進化させる古くて新しい技術 : THINK MOBILITY

    2月23 自動運転バスを進化させる古くて新しい技術 カテゴリ:ニュース 先月と今月、立て続けに実証中の自動運転バスに乗りました。1月は岩手県陸前高田市のJR東日大船渡線BRT専用道、2月は東京都多摩市の多摩ニュータウン内公道という、ともに高齢化という悩みを抱えている場所でした。なお前者については現在販売中の鉄道専門誌「鉄道ジャーナル」で記事を掲載しています。 この2つの実証には共通点がありました。先進モビリティが自動運転化した小型バスであることと、愛知製鋼が開発した磁気マーカシステムを使用していたことです。磁気マーカはGPSの役目を担うもので、トンネルや街路樹などによってGPSが受信できない場所でバスの位置を特定し、センサーや遠隔監視との併用で設定したルートを正確に走行するものです。 磁気マーカは最近生まれた技術ではなく、20世紀末に日米で高速道路での自動運転の実験に使われ、2005年の

    自動運転バスを進化させる古くて新しい技術 : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2019/02/24
    “愛知製鋼の技術者に聞いたところ、磁気を感知するセンサーの性能が上がり、安価なマーカを使えるようになったというブレークスルーがあったそうで、実証に投入できるようになったそうです。”
  • 高齢化社会を見据え小さな車の復権を : THINK MOBILITY

    高齢者の移動にまつわる問題では、先月末に神奈川県茅ヶ崎市で起きた90歳女性運転の乗用車による死亡事故で、ふたたび議論が高まるようになりました。そんな中、私も会員になっている「日福祉のまちづくり学会」の地域交通を専門とするメンバーが昨日集まり、他の組織とともに議論を行いました。 この席でまず話題になったのが超小型モビリティです。我が国では2013年に国土交通省が超小型モビリティ認定制度を発表しましたが、5年経った今も独自規格が作られず、伸び悩みという状況に陥っています。しかし超小型モビリティの小さく軽く遅いという特性は、20世紀の自動車の価値基準では短所でしたが、環境問題や高齢化問題などに直面する現在では逆に長所だと考えています。 日福祉のまちづくり学会ウェブサイト=http://www.fukumachi.net 現在の道路交通の流れに乗れることは、複数の車両に乗って確認済みです。しか

    高齢化社会を見据え小さな車の復権を : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2018/06/10
    “自転車やライトレールなど小さく軽く遅い乗り物が再評価され、旅客機や高速鉄道の速度競争も一段落している昨今。乗用車だけがより大きく、より速くを是とし続けているように見えます。”
  • 両備グループの問題提起を無駄にしないために : THINK MOBILITY

    今月8日、岡山市に拠を置く交通事業者、両備グループ代表の小嶋光信氏が、重大発表を行なったことはご存知の方も多いと思います。県内を走るグループ内の両備バスと岡山電気軌道バス(岡電バス・写真)計31路線を廃止するという衝撃的な内容です。 理由として両備グループでは、岡山市内で2012年から低運賃の小型バスを既存のバス路線と競合する形で走らせる八晃運輸の「めぐりん」が、両備グループのルーツである西大寺軌道が108年前に結んで以来の主力路線であるJR岡山駅〜西大寺間に新路線を開設しようとしていることを挙げています。 地方のバス会社が厳しい経営を強いられているのは両備バス・岡電バスも例外ではなく、過半数の路線は赤字であり、岡山駅〜西大寺間などの黒字路線の収益で維持しているとのことです。黒字路線に低価格の競合バス会社が参入すると、赤字路線の維持が難しくなることから、31路線の廃止を表明したのです。つ

    両備グループの問題提起を無駄にしないために : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2018/02/11
    「今回の問題提起を受けてあらためて感じるのは、人口減少と高齢化が問題となっている現在の日本で、都市交通が民間企業の競争原理で発展するのは無理だということです。」
  • ヘッドライトのもうひとつの機能 : THINK MOBILITY

    自動車にとってなくてはならない装備のひとつであるヘッドライト。今週このヘッドライトについてのコラムが「価格.comマガジン」でアップされました。LEDとHIDの違いなど、技術的な話を主としつつ、後半でマナー面について触れたのですが、編集担当の方によると後半の話題に共感していただいた方が多かったとのことなので、ブログで改めて取り上げることにしました。 価格.comマガジンのコラム=https://kakakumag.com/car/?id=9750 その内容とは、日のドライバーは欧米に比べて、ヘッドライトの点灯タイミングが遅いことです。夜間は外出しない農耕民族をルーツに持つためか、明るいうちから点けるのは迷惑という気持ちがあるのか、モッタイナイという意識が強いのか、理由はいろいろ考えられますが、夜が明けるとすぐに消し、真っ暗にならないと点けないクルマをよく見かけます。 対向車のない道を走る

    ヘッドライトのもうひとつの機能 : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2017/02/19
    「ヘッドライトには暗い場所で自分の行き先を明るく照らすという機能の他に 、歩行者や他の運転者に自分の存在を知らしめるという機能もあります。」四輪も常時点灯でいいのでは???
  • 日本の公共交通にいちばん必要なこと : THINK MOBILITY

    先日、都市計画を専門とする大学の先生と話をする機会がありました。先生は主として北米・南米を研究しているので、先月ポートランドでライトレールなどに乗ってきたことを話すと「ガラガラだったでしょう。でもやっていけるんですよね」と返されました。その後、欧米と日の公共交通運営の違いでしばらく盛り上がりました。 ポートランドの公共交通はトライメット(TRIMET)という公共組織が運行しています。それまでバラバラだった交通事業者はこのトライメットに一元化され、まちづくりの一部としての整備が始まりました。その原資は地域住民の所得税が中心です。これは欧州の多くの都市交通と共通するところです。資料を見ると、2016年度の収入のうち運賃収入は約2割に留まり、税金収入が半分以上を占めていました。 一方日の公共交通は、単一都市圏でも複数の事業者が存在するパターンが多くなっています。そのひとつ、広島都市圏で鉄軌道

    日本の公共交通にいちばん必要なこと : THINK MOBILITY
    hozho
    hozho 2017/02/12
    「欧米の公共交通は税金主体で運行しており、黒字経営を目指すこと以上に、より良い公共サービスを提供することを重視。なぜ日本の公共交通が民間企業的な運営を強いられているのか、不思議。」
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