有名ミュージシャンといえば、契約金代わりにキャデラックを貰い、毎晩のように豪遊、鯨飲、大盤振る舞いの大散財。ありとあらゆる快楽をキメまくり、ホテルの天井に接着剤で椅子をくっつけたり、泥酔状態で日本刀を振り回しながら赤の他人の部屋に乱入したり、プールにロールスロイスを突っ込ませたりと乱痴気騒ぎを繰り広げ、移動はバンドのロゴがペイントされたプライベートジェット、執事やメイドが完備された古城に在住し、綺麗な刺繍が施されたガウンを羽織って庭を散歩し、モデルの嫁さんは買い物狂い、そして来日するたびにチケット代が高騰していく。というステレオタイプなイメージがあります。 そんなド派手な生活を繰り広げ、ロックキッズたちには夢を、私にはネタを与えてくれる偉大なるミュージシャンたちですが、当然ながら彼らも人の子、生まれながらにして有名だったわけではなく、学校に行ったり、恋をしたりして大人になっていきます。そし