テレビ離れが叫ばれる一方で、複数のデジタルデバイスの同時利用が進むなど、ここ数年で日本のメディアをとりまく状況は大きく変わりました。 そこでヤフー株式会社 リサーチアナリシス部が2013年、2017年と2度にわたって実施した「生活者のメディア・デバイス利用状況に関するマルチスクリーン調査」をとりあげ、この4年間でメディア・デバイスの利用状況がどのように変化したのかを見ていきます。 また、各デバイスの利用時間や利用者数のほか、複数のデバイスを組み合わせて利用するケースについても調査しており、結果をピックアップして紹介します。 テレビ離れ以上に、パソコン離れ 2017年、スマートフォンの1日の利用時間は106分で、2013年調査時の60分から大幅に増加しました。利用者の割合も大きく増加(2013年:48% → 2017年:80%)しています。 テレビについては、1日の利用時間が減少(2013年