ミネストローネにスズキのカルパッチョ、豚肉のグリルサラダの後はサーモンを載せたリゾットで――。 トルコはイスタンブールの自宅リビングにて魚、肉、野菜を使ったメニューをモリモリと食す長友佑都の食への愛情とこだわりっぷりは半端ない。 サッカー日本代表不動の左サイドバック。出場した国際Aマッチは歴代3位の117を数える。現在、在籍するトルコの名門クラブ・ガラタサライでもリーグ2連覇に貢献した。 32歳にして無尽蔵のスタミナは健在。血糖値が上がらないよう糖質量をコントロールしながら、良質の脂とタンパク質を十分に摂取する「ファットアダプト食事法」を実践し始めてからは、むしろ歳を重ねるごとに、パフォーマンスや集中力が上がっている実感があるという。 長友佑都の専属シェフ誕生までの道。 そもそも、長友の食事に対する意識が大きく変わったのは4年前のことだった。 「ブラジルW杯が終わった翌年あたりから筋肉系の