ロシア南西部の主要都市ベルゴロドからカルーガ州へ避難するために駅に集まった子どもと見送る保護者(2024年1月10日撮影)。(c)Olga MALTSEVA / AFP 【1月11日 AFP】ウクライナ国境に近いロシア西部ベルゴロド(Belgorod)市当局は10日、ウクライナ軍による数週間にわたる激しい砲撃を受け、学童疎開を開始した。2022年2月のウクライナ侵攻開始以来、ロシア国内で最大級の民間人の避難となる。 同市からはすでに約300人が疎開している。 バレンティン・デミドフ(Valentin Demidov)市長は「きょうから21日間、ベルゴロドの児童392人はボロネジ(Voronezh)州とカルーガ(Kaluga)の町外れにある健康キャンプへ行く」と発表した。 未就学児の息子を連れて市の中央広場を歩いていた幼稚園教諭の女性(42)は「安全な場所はどこにもない」とAFPに語った。「