日本の捕鯨量の推移(下から) 赤系3種 - ミンククジラ(南極、北太平洋、沿岸) 青 - ニタリクジラ(北太平洋と日本沿岸) 黄 - マッコウクジラ(北太平洋と日本沿岸) 水 - イワシクジラ(北太平洋) 黒 - ナガスクジラ(南極) 築地市場。2008年撮影。 日本の捕鯨(にほんのほげい)では、日本人が行ってきた捕鯨について扱う。 日本では、明治時代に西洋式捕鯨技術が導入される前、先史時代から独自の技術で捕鯨を行っていた。江戸時代には、鯨組と呼ばれる大規模な捕鯨集団による組織的捕鯨が行われていた。明治時代には遠くの南極海などの外洋にも進出して捕鯨を操業、ノルウェーやイギリスと並ぶ主要な近代捕鯨国の一つとなった。捕鯨の規制が強まった現在も、日本は捕鯨を継続する数少ない国(2023年現在、国際捕鯨委員会(IWC)が定める規制対象種の商業捕鯨継続国は、5か国[1])の一つである。 歴史[編集]