(CNN) 米交流サイト大手のフェイスブックを利用するユーザーのうち、4人に1人はプロフィルに虚偽の内容を記載している――。米有力消費者団体コンシューマー・リポーツが行ったフェイスブックとプライバシーに関する調査でそんな実態が明らかになった。虚偽の内容を記載する背景には、プライバシーへの懸念などがあるようだ。 調査は2000世帯を対象に実施し、回答者の約25%が、自分のプライバシーを守る目的でプロフィルに虚偽の情報を書き込んでいると答えた。この割合は2年前の調査の10%に比べて大きく増えた。 コンシューマー・リポーツはこの結果について、プライバシーについての不安が高まったためと分析している。 フェイスブックは実名での利用が原則だが、中には勤務先や採用担当者に見つからないよう偽名のプロフィルを作成したり、なりすましなどの犯罪に利用されることを恐れて生年月日を偽ったりするユーザーもいる。 20