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久我美子に関するmaicouのブックマーク (18)

  • 文学にみる障害者像 原田康子著 「挽歌」

    原田康子著 『挽歌』 松原 亮 『挽歌』は昭和31年12月、東都書房より出版される。著者「原田康子」という名はほとんど知られていなかった。しかし、爆発的な売れ行きをしめし72万部を売るというベストセラー作品になった。既成のものでない、また新しい女性作家を求めていた時に、まさに彗星のように現れた作家というべきではないだろうか。 ヒロイン兵藤怜子は数え22歳。15の時、左肘に菌が入り、その後遺症で、変形し、曲りにくく、力が入らないという障害をかかえる。それ以後学校も行かず、仕事もしていない。 家は代々資産家であったが、だいぶ縮小されてしまった。家も古くなった。 家族は、父、弟、ばあやの四人である。母親は子供のころになくしている。このことが、この作品に大きく影響している。ヒロインの活動範囲は、劇団みみずく座の美術担当であり、仲間のあつまるダフネという喫茶店である。 怜子が公園で、寝そべってタバコ

  • 2014GWに観た映画(その1〜オズオズ男女の『お早う』シーン): Cedarの今昔写真日記

  • 久我美子さんと「挽歌」2。そして北海道。 - 恋する段差ダンサー

    前回からの続きです。 釧路という土地にとって「挽歌」とは何だったのでしょう。 karamandarine.hatenadiary.jp 先日、釧路の実家に行き物置を整理していたところ、なんと!「挽歌」の初版が出てきたのです! 写真右の「著者近影」。 あちこちで見かけますが、実は初版に掲載されていたのですねえ。 あと、新聞連載時のかわいいイラストも載っています。 これを発見し、母に報告いたしましたところ、「うわー!懐かしいねえ!」と大喜び。さっそく読み始め、曰く「すごくおもしろいうえ非常に読みやすい!」とおっしゃる。そう、原田康子さんの原作は、皆がそういう感想を持つ。「面白く読みやすい」。これは大衆文化として大変重要な要素なのではないだろうか。自分自身の職「音楽」にも通じる概念だと思った。 前の記事で私は、幼い頃の記憶として「あまり挽歌が推されてない」という印象があると書いた。母なんか

    久我美子さんと「挽歌」2。そして北海道。 - 恋する段差ダンサー
  • 霧と煤煙と喘息の街 - 恋する段差ダンサー

    ★釧路石炭列車終了のお知らせ www.hokkaido-np.co.jp こんなニュースがありました。鉄道ファンや炭鉱ファンには残念なニュースでしょうね。またこのニュースで「まだ日に炭鉱があったのか」「石炭を運んでた列車があったのか」などと驚かれた人もいるかも知れません。 ここで何度も書いてるように、釧路という街は私の故郷でもあります。そしてこの石炭列車、そして炭鉱の工場は実家の近所にあり、帰郷するたび身近に見ることが出来ました。私も「鉄」ではありますが、幼少時からあまりに見慣れているため、この鉄道に関しては、さして特別感も感慨もなく「ああ。あるよねえ」くらいの感覚でした。春採湖沿いを走る景色は見たいと思いますが、旅客営業はしていないので叶いませんし、有志の同好会などで「石炭列車に乗る会」みたいな催しもやってるようですが、以前ここで*1書いたように「鉄ヲタさん」と縁を切った私に、そんな機

    霧と煤煙と喘息の街 - 恋する段差ダンサー
    maicou
    maicou 2019/09/22
    今回の故郷散歩シリーズはこの記事が発端だったんだな。なるほど。/ ちなみに新しい輸送販売先は市内に新しく作ってる火発らしい。
  • cinemaclip.xyz - cinemaclip リソースおよび情報

    maicou
    maicou 2019/03/29
    この時代の男子を「病んでる風に描く」のは「戦争のトラウマと米軍への恨み」という表現、というのはあまり気づいてなかった視点だった。
  • 久我美子さんと接吻について II - 恋する段差ダンサー

    さて。今度は1957年。北海道釧路を舞台にした映画「挽歌」ではどうでしょうか。今回のお相手は森雅之さん。これまた色男なのですが…。個人的にはこちらには然程エロさを感じないのです。元々がダブル不倫をテーマにした内容で、久我美子さんも「試し行動の多い」屈折した女子という役柄なので、会話や態度が突っ掛かり気味で、あんまりロマンティックではない感じがします。 とりあえず最初から行ってみます! 久我さんが憎まれ口を叩いたため森さんが怒る。そして…。 口封じでいきなりの接吻。ちょっと強引。 これがキッカケで交際(と言っても不倫なんだけど)が始まり。温泉へ行く。 乞えたり甘えたり。 ココはちょっと甘美な接吻。ふたりとも素敵です。 出張先の札幌まで訪ねていきます。 よしよし。甘えられるのはオジサマ相手ならでは。 そして場末のラブホテル。 こんな場所じゃ嫌!と言うのをまたも無理くり。 こんな感じですのね。コ

    久我美子さんと接吻について II - 恋する段差ダンサー
    maicou
    maicou 2018/07/13
    こっちはそれほどエロくはないかな。
  • 久我美子さんと接吻について。 - 恋する段差ダンサー

    このジャケ、見覚えある方もおいででしょうか。窓ガラス越しのキスで有名な映画「また逢う日まで」。このお二人は岡田英次さんと久我美子さんです。1950年の映画。戦後まだ5年です。ですので映画で過激なシーンなど禁物。だからソフトに「ガラス越し」となったわけですね。きゃーロマンティックだわ! …などと思ったあなた!いえ。私もなんですが、なんとこの映画編後半に入りますと、ガラス越しどころか!物の!口と口の!熱烈な接吻シーンがこれでもかと出て来て、腰が抜けるほどビックラしました!そしてこれがまた「エロい!」んです。久我美子さんエロい!なんだこれは。 ちなみに私の持論。「セックスでいちばんエロいのは接吻」と常日頃から言っておりますが、まさにこれこそが「それ!」です。 じゃあ。惜しみなく行きます!みんなも行っちゃってくださいね! 戦時中。ほんの束の間の逢い引き。 帰り道、空襲に襲われ逃げ惑いながら抱

    久我美子さんと接吻について。 - 恋する段差ダンサー
    maicou
    maicou 2018/07/12
    更新しました。/「セックスでいちばんエロいのは接吻」すてき。
  • 【鉄道研究会スタッフ】たまには鉄道でも: 【SL】C62 in 函館

    maicou
    maicou 2018/04/20
    1963年。上野札幌間ですら24時間。北海道は外国だわ。
  • Webサイト閉鎖のお知らせ

    maicou
    maicou 2018/04/20
    小説ではこれに乗っていったことになっている(1956年)。
  • 『白痴』(1951)無残に切り刻まれた4時間半の大作。オリジナル版は松竹倉庫に眠る?

    携帯メールで文章を作ろうとして、普通にひらがなで“はくち”と入力しても、一回目にはこの映画のタイトルは変換候補に浮かんできませんでした。 Wordの変換ではさすがに出てきますが、どうやらこの言葉も過剰な配慮のために規制対象になっているのか、それともあまり使われなくなっていて、すでに死語になりつつあるからなのかは定かではありませんが、一般的な言葉ではない模様です。英語タイトルでは「The Idiot」と出てきます。つまり“馬鹿”です。 原作はロシアの文豪ドストエフスキーによる重厚な作品で、文庫でも分厚い上下全二巻に分かれています。これを二時間程度の映像作品に纏めるのはいくらなんでも不可能なので、黒澤明監督を以てしても4時間半近くもの超大作に仕上がりました。 黒澤監督がもともと描いていた製作構想では、全体を一部と二部とに分けて、順次公開するという意図があったようです。しかしながら、ロシア文学

    『白痴』(1951)無残に切り刻まれた4時間半の大作。オリジナル版は松竹倉庫に眠る?
  • ★ 1955年8月 根室本線の準急407(408)レの時刻 : Rail・Artブログ

    1月6 ★ 1955年8月 根室線の準急407(408)レの時刻 カテゴリ:北海道(急行・準急)1955年 日は”信三鉄道”さん提供の1955年8月の根室線の準急407(408)レの時刻から。 【 下り 】 ※407レ:準急 函館→滝川は準急(509レ)に併結 【 上り 】 ※408レ:準急 滝川→函館は準急(510レ)に併結 1955年6月改正で設定されたらしい、根室線を昼間に走る準急です。 時刻から見る限り、53年3月の準急405(406)レで普通列車として運転されていた小樽~釧路も準急にしたという感じに見えます。 しかし、函館~滝川は準急509(510)レに併結となっていますから、主体となっている列車は石北線系統の列車。 準急405(406)レは400番台の列車番号を使っていますから、番号で根室線系統の列車だと分かりますが、55年6月改正を機に、石北線が主の列車に変わっ

    maicou
    maicou 2018/01/15
    札幌へは12時間かけて行ったんやな。
  • 歴史② / 札幌~函館 特急「スーパー北斗」「北斗」 - 北海鉄旅いいじゃないか

    トップページ >北の特急(+α)図鑑 >札幌~函館 歴史 札幌~函館間 歴史 第2章 連絡船との接続 / 北の特急(+α)図鑑 列車データ 他の交通と比較 歴史 ← 「第1章 2つの路線の誕生」に戻る「第3章 『特別急行』の登場」に進む → 青函連絡船の登場、州との連絡 函館~小樽間の鉄道ができるまでは、東京~青森間を鉄道、青森~室蘭間を船舶(函館経由)で移動し、室蘭から再び鉄路で道内の都市に向かうのが主要ルートでした。 明治38年に全通した北海道鉄道(函館~小樽間)が明治40年に国有化され、その翌年に青函連絡船が就航したことで、函館~札幌間の鉄道路線は州~北海道間のメインルートとしての役割を担うようになりました。 東京~青森間を鉄道で、青森~函館間を船で移動し、函館からまた鉄道で道内各地に至るというこのルートは、のちに青函トンネルが開業する昭和63年まで、州~北海道間の陸運の要とし

    maicou
    maicou 2018/01/15
    上野札幌間26時間5分(1950年〜1958年)
  • 9月の課題本 「挽歌」原田康子 - <読書会> おもしろ☆本棚

    毎月都内で読書会を開いています。参加者絶賛募集中! お問合せは omohon.renraku@gmail.com まで 出席者は女性11名、男性3名 昭和30年から31年にかけて書かれた作品で「古臭い」と言う人がけっこう多いのでは、と危惧していましたが、思っていたより好評でした。 良くも悪くもポイントはヒロインの性格でしょうか。ヒロイン怜子について ・ 思ったまま、素直に行動しているのがいい ・ 朽ちていくものの中にいる輝き、感性と肉体のアンビバレンツ ・ こういう環境の中で、こういう鋭い感受性を持つことは、あり得るだろう ・ 結構恵まれた環境にいるのにわがままなイヤな子 ・ ヒロイン像としてはいいが、こういう人が身近にいたらいやかも 等といろいろな意見あり。 女性出席者の中には昔読んだ人がかなりいて、 ・ 25年前は怜子がピュアでなくて嫌だったが、今読むと素直に行動している、この若さが羨

    9月の課題本 「挽歌」原田康子 - <読書会> おもしろ☆本棚
    maicou
    maicou 2018/01/13
    あー!そうそう!似てるね!>ヒロインの造型に関して、他に倉橋由美子「聖少女」
  • 挽歌(原田康子著) | 北海道マガジン「カイ」

    あらすじ さいはての街、釧路。左ひじが不自由なことで就職もせずに気ままに暮らす若い女、兵藤怜子が、ふとしたことから家庭を持つ建築士、桂木節雄と出会う。周りの大人たちを翻弄しながら突き進んだ恋愛の果ての桂木夫人の自殺。あまりに大きな代償を払ったその先にあったものは。 「霧に包まれたロマンの街」に変貌 斉藤康子・一道塾塾生 北海道東部の太平洋沿岸に位置する釧路は背後に湿原を擁し、街の面積は国内第6位を誇る。駅を出て目の前にある北大通りを南へ約900メートル真っ直ぐ進むと、北海道三大名橋のひとつ、幣舞橋がある。欄干には春夏秋冬を表す4体の乙女の像が飾られており、日の入り前には多くの市民や観光客が足を止めて海に沈む夕日を眺める。 この街を舞台に原田康子の小説『挽歌』は生まれた。800枚の長編小説は、1955(昭和30)年6月から翌1956(昭和31)年7月まで釧路で発行されたガリ版刷りワラ半紙の同

    挽歌(原田康子著) | 北海道マガジン「カイ」
  • 森雅之 「挽歌」

    温故知新-森雅之鑑賞シリーズは、まだまだ続きます。『安城家の舞踏会』借りようと思って、新宿のTSUTAYAに行ったら、レンタル中だったので、『挽歌』(1957年 五所平之助・監督)を借りてきました。 原田康子の小説が原作の『挽歌』、すごーく昔にテレビドラマで見た覚えが。誰が出ていたかも思い出せないくらいなんですが、「コキュ」の場面、覚えているのです。 例によって、古い映画なのでネタバレでいきます。 映画として一流の出来とはいえないけれど、中年の色気たっぷりの森雅之を堪能することは、十分できました。あと、久我美子の小悪魔ぶりも。 なんとなく全体のトーンは『悲しみよこんにちは』みたい。背伸びして中年男と恋をした小悪魔的少女が、周囲の人々を傷つけた果て、最後は自ら幸せに背を向けて旅立ってゆくとか。 舞台は釧路と札幌で、徹底的に異国情緒-ヨーロッパ的な雰囲気を強調しています。ヒロインの怜子(久我美

    maicou
    maicou 2018/01/12
    フランス語ね。
  • 挽歌〜ムード広告と久我美子に漂うムード - トントン雑記貼

    小説「挽歌」は昭和31年(1956)暮れに発売され、翌年にはベストセラーとなり最終的には72万部を売り上げた。昭和32年(1957)9月には久我美子主演、五所平之助監督で映画化されている。配給した松竹としては「君の名は」に継ぐ戦後二番目の興収をあげた大ヒットとなった。映画「挽歌」の広告は、同じく久我美子主演で昭和28年(1953)に封切られた大映映画「再会」の広告と比べると、いかに異質な広告であるかが見て取れる。「挽歌」のスチルには「再会」でも共演した森雅之が登場せず、北国特有の荒涼とした風景をバックに、久我美子とやっと分かる程度の大きさで人物が佇んでいるだけだ。男優の中もトップクラスの共演者の不在と、寒々とした風景主体のこの広告写真は、小説「挽歌」が新聞雑誌でどのように宣伝されてきたかを辿ることによって明らかとなる。電通の広告景気年表によるとこの映画が公開された昭和32年は新聞広告費が5

    挽歌〜ムード広告と久我美子に漂うムード - トントン雑記貼
    maicou
    maicou 2018/01/12
    なるほどイメージ戦略か。
  • ウェブリブログ:サービスは終了しました。

    「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 BIGLOBEのサービス一覧

    ウェブリブログ:サービスは終了しました。
  • 白蘭紅蘭 1952

    監督:仲木繁夫 脚:棚田吾郎、舟橋和郎 原作:藤沢恒夫 出演:久我美子、沢村晶子、山内明、森繁久彌、根上淳、高杉早苗、春富士夫、水原洋一、星ひかる、田端義夫、橘喜久子他 製作:土井逸雄 配給:大映 1952年白黒91分 あらすじ:建築家の井筒英志(山内明)は伯父の遺産を相続することになるが、その条件は「翡翠の指輪を持つ竹村千草なる女性を見出し結婚すること、結婚しない場合は竹村千草に全財産を相続すること」であった。友人の新聞記者眞田(森繁久彌)から同姓同名の歌手がキャバレーにいると聞かされ、そこで『竹村千草』(久我美子)に出会う。彼女は妖艶な美貌とエキセントリックな行動で井筒を翻弄するが、実は両親を失った物の竹村千草の知人によって名付けられた偽物の竹村千草であった。物の竹村千草(沢村晶子)は学者の岩(根上淳)と恋仲だったが、後見人夫婦によって他の男性と政略結婚させられそうになってお

    白蘭紅蘭 1952
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