タグ

ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (49)

  • 50代で浮かび上がってくる承認欲求のヤバさ - シロクマの屑籠

    togetter.com 正月明けに、「50代くらいになると何をやっても褒められなくて、不安になり、承認欲求をこじらせる人が多い」というtogetterを発見した。 当だろうか? だとしたら世知辛い世の中だ、大変ですね、でも自分も無関係とは言えないな、などと思った。 そもそも、50代にもなって他人に褒められたい、それも、褒められているとはっきりわかるかたちで他者からの承認をいただきたい心境とは、どんなものだろうか。 私は、そのような心境は ・心理発達のプロセスが厳しかったことのあらわれか ・その人を取り囲む環境が特に難しくなっているか のどちらかに思われ、どっちにしても滅茶苦茶厳しいよね……といった風に思った。しかも、案外他人事とも思えなかったりもした。今回は、それらについて書いてみる。 「50代になって、わかりやすく褒められなきゃ不安ってどういう心理発達なのよ」 まず心理発達のプロセス

    50代で浮かび上がってくる承認欲求のヤバさ - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2022/01/07
    これサブカル冷笑露悪世代の終わりを意味すると思うんだよ。さんざん他者を嘲笑った挙げ句自らが地の底に落ちたという笑えない話。それにカブれてない新世代が新しい日本のスタンダードを作ってゆく。いい話。
  • 社会適応や役割が嘘や自己否定になってしまう人の世界と、そうでない人の世界(のわかりあえなさ) - シロクマの屑籠

    ta-nishi.hatenablog.com リンク先の文章には、弱者男性論者は社会適応に対してあまりにも潔癖すぎる、といったタイトルになっている。が、タイトルどおりの内容ではなく、 ・筆者自身の社会適応に対する潔癖性の話 ・過去の脱オタクファッション (略して脱オタ) の話 ・過去の脱オタと最近のいわゆる恋愛工学の近しさの話、それと就活の話 が混じっている。議論としてはゴチャゴチャしているが、個人ブログの述懐としては良さがあって、こういう文章が読めるのが個人ブログだったよね、などと思った。 釣られて私も個人ブログっぽい述懐をしようと思う。脱オタが語られていた頃に感じていた小さな違和感を出発点として。 脱オタする人は何を望み、非モテ論者は何を怖れていたのか 90年代後半から00年代にかけて、脱オタなるものがネットの小さなムーブメントになったことがあった。脱オタについて詳しく知らなくても、

    社会適応や役割が嘘や自己否定になってしまう人の世界と、そうでない人の世界(のわかりあえなさ) - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2021/05/07
    そういえば亡くなる前日のハイクに「私にとってハイクの投稿はペルソナだった」と書いたな。末期は完全に「ハイクの私」を演じていた。それを否定はしてないけどね。
  • 「おしゃべりは喫談室でどうぞ」の未来 - シロクマの屑籠

    子供が泣き出したら、隣の乗客が耳栓を... 「悲しくなった」母親の訴えに反響: J-CAST ニュース【全文表示】 【追記あり】子供の泣き声に耳栓されて心が折れた 最近、2018年にわずかに話題になったはてな匿名ダイアリーへの投稿についてのJ-CASTのニュース記事が目に飛び込んできた。2年前にも見た気がするが、当時はモヤモヤした気持ちを抱えながらも、スルーし、忘れてしまうことにした。 ところが2020年にふたたび相まみえてみると、あのとき自分が何をモヤモヤしていたのかわかる気がした。気の利いたことを書ける自信はないが、この「子供が泣き出したら、隣の乗客が耳栓をした」案件について今思うことを書いてみる。 正しいのは耳栓の乗客で、むしろ子連れの親が正しくないとしたら いまどきの習慣や通念にもとづいてジャッジするなら、正しく振る舞ったのは耳栓の乗客のほうで、それについて母親が悲しいと思うのはも

    「おしゃべりは喫談室でどうぞ」の未来 - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2020/10/30
    いや今まで馴れ合いのホモ・ソーシャルだったから許容されてただけで、そうなるのが普通なんですよ。/ 耳栓は別に構わないと思う。むしろ推奨。
  • 自分自身の動物性と和解しながら生きる - シロクマの屑籠

    いくらカネを稼いでも、真の友人や配偶者を求める「我々の動物部分」は決して幸せになれない。 | Books&Apps 「いくらお金を稼いでも、人は、それだけでは幸せになれそうにない。」 はじめに私がこの疑問を持つようになったのは、バブル景気の真っただ中の1990年、経済的・物質的繁栄が頂点に達していた頃だった。 豊かさとは何か (岩波新書) 作者:暉峻 淑子発売日: 1989/09/20メディア: 新書 日は経済的・物質的繁栄の頂点にたどり着いた。だからといって日人がみんな幸せになるはずもなく。お金やモノに恵まれているはずの不幸せな人やお金やモノと引き換えに失っているものについて、たくさんの論説が記された。上掲の『豊かさとは何か』も、そんなのひとつだ。 学生時代の私はこうしたを何冊か読み、「お金を稼ぐだけではどうやら幸せになれないらしい」ことをまず知識として知った。 この知識が実感へ

    自分自身の動物性と和解しながら生きる - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2020/07/30
    動物性を取り戻さなければ音楽は出来なかったな。たぶんそれには(自分自身の動物性を疎外していない)下町音楽家との交流が不可欠だったのだ。
  • 「釣りの終焉」と「フェイクの時代」 - シロクマの屑籠

    インターネットスラングに「釣り」というものがあった。たとえば00年代の2ちゃんねるでは、「釣り」「釣り乙」という言葉がしばしば用いられた。釣りを釣りだと理解していることは、ちょっとしたネットのリテラシーだったものだ。昔の2ちゃんねるの管理人が言っていた、「ウソをウソだと見抜ける人でないと(インターネットは)難しい」という言葉が支持されていた時代でもあった。 はてなダイアリー(現はてなブログ)やはてなブックマークでもそれは同じで、「釣り記事」「釣りエントリ」といった言葉が並んでいたものである。わざと突っ込みどころのあるブログ記事を書いたり、たくさんの人の反応を集めるための仕掛けをほどこされたブログ記事などに、そうした言葉があてがわれていた。「大きな釣り針」「錆びた釣り針」といった派生語を用いている人もいた。人は大真面目にブログ記事を書いたつもりが、「釣り」扱いされて、憤慨している人もいた。

    「釣りの終焉」と「フェイクの時代」 - シロクマの屑籠
  • 「ビンタもコミュニケーション能力」だった頃を覚えていますか - シロクマの屑籠

    Amazonプライムで昭和時代のドラマや映画を見ていると、令和時代には「暴力」とみなされている身体的なコミュニケーションをよく見かける。 相手の頭を叩く仕草。 平手打ち。 お互いにどつきあう男性同士。 コメディアンのコントを眺めていても、相方の身体を叩いたり蹴ったりする仕草がごく当たり前に登場する。そういう「暴力」的な仕草のたび、ドッと笑う声。昭和時代~平成時代のはじめにお笑い番組を眺めていた頃には、私も一緒になって笑っていた気がする。ビートたけしやドリフターズの芸も、しばしば身体的だった。 一方、令和時代のテレビ番組にはそういう「暴力」が乏しい。昭和の生活を描くいまどきのドラマからは、身体をどつく仕草や頭部をイージーに殴打する仕草が除去されていると感じる。 それらは令和時代に「暴力」とみなされる仕草ではあるだろう。しかし昭和時代、いや平成時代のある時期まで、ちょっとしたどつきあいや叩きあ

    「ビンタもコミュニケーション能力」だった頃を覚えていますか - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2020/02/26
    まさにその時代のコドモだったが、当時から体罰についての是非は問われてたと思う。まあ私の場合父もDV低能先生だったわけですが。/ あと吹部が最も最悪です。
  • ヒカキンを眺めていたら軽躁だらけの社会が恐くなった - シロクマの屑籠

    【フォートナイト】ライトセーバーでついにビクトリーロイヤル!?【ヒカキンゲームズ】【スターウォーズ】 先日、いろいろあってヒカキンのゲーム実況を久しぶりに眺めた。ヒカキンがフォートナイトを実況するさまは、滑らかで、楽しそうで、ゲーム内容をきちんと紹介もしていてとても良かった。 ゲーム実況中のヒカキンは、テンションが高い。 大げさに笑い、大げさに驚き、よく喋り、ポジティブだ。口調にもよどみがない。 そのおかげで視聴しやすい、というのはあるだろう。 でもこれって、まるで軽躁状態じゃないか? 軽躁状態とは、双極性障害などの精神疾患でしばしばみられる、ハイテンションな精神状態だ。上機嫌で、頭の回転が速くなって、心身が好調だと感じることの多い反面、この軽躁状態の最中に迂闊な決定をしてしまい、金銭トラブルや人間関係のトラブルなどを起こす人も多い。だから精神医療の現場では軽躁状態はハイリスクな状態のひと

    ヒカキンを眺めていたら軽躁だらけの社会が恐くなった - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2020/02/03
    この人って芸人とかバカだと思ってそう。
  • 「ブロガーが次々に言及する」文化の衰退と、はてなブックマークの変容 - シロクマの屑籠

    2020年1月6日、はてな匿名ダイアリーに「無知なお前らに最高のゲームを教えてやる(据置編)」というエントリが投稿され、それに触発されて何人かが「自分にとって最高のゲーム」をまとめる出来事があった。 じゃあ私も「最高のゲーム」を挙げてみる - シロクマの屑籠 90年代から10年代までお世話になったゲームたち! 明けまして俺の年代別最高のゲーム 20/01/07: 不倒城 個人的最高のゲーム(1980年代編) - novtanの日常 同じ話題に次々にブログ記事の投稿が連鎖したのがなんだか懐かしくて、嬉しかった。2000年代のブログ界隈ではこういうことが頻繁にあって、誰かが書いたブログ記事に次々にブロガーが言及して盛り上がったものだ。 ひとつの話題にブロガーが次々に言及し、ひとまとまりの議論や、複数名からなる広い視野をかたちづくるのは、当時のブログ界隈のカルチャーだったと思う。 しかし2010

    「ブロガーが次々に言及する」文化の衰退と、はてなブックマークの変容 - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2020/01/08
    この10年、何も変わらなかったですから。もうわざわざ火に飛び込もうとは思わないですね。コメも反論あったらすぐ消すし。/ 書いた。https://17on.site/maicou/870657
  • 「コツコツ努力する」への違和感、あるいは反発 - シロクマの屑籠

    anond.hatelabo.jp goldhead.hatenablog.com 二人が書いた二つの人生を立て続けに読み、何か書きたくなった。 私の脳内で最近渦巻いている何かが出かかっている。 うまく書けるだろうか。 *    *    * 「底辺を這うおれには努力というものがわからない」を記したgoldheadさんには、文筆の才能があると私は思っている。ところがgoldheadさんはコツコツと努力を積み重ねることができなかったか、やらなかった。できないとやらないは、ある程度は重なるが、ある程度は別の問題でもある。ともあれ、自分自身の能力や才能を、努力をとおして「社会化」することにgoldheadさんが長けていなかったことだけは間違いないだろう。 対照的に、「追いつけ追い越せ」を記した匿名筆者さんはコツコツと努力を積み重ねることには長けていて、学歴に勝る同輩たちを追い越してしまった。 匿

    「コツコツ努力する」への違和感、あるいは反発 - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2019/12/02
    小泉首相とかアメリカン・ドリームとか思い出す話。
  • 「おっさん」は強ければ叩いて構わず、弱ければ忌避される - シロクマの屑籠

    なぜ「おっさん差別」だけが、この社会で喝采を浴びるのか(御田寺 圭) | 現代ビジネス | 講談社(1/4) リンク先は「おっさん差別」に関する文章だ。 リンク先でテラケイさんは、「差別が許されない社会のなかで、差別主義者だと後ろ指をさされることなくバッシングできる対象属性」としておっさんを挙げている。弱者と認定されている属性やマイノリティとみなされている属性をバッシングすれば即座に差別主義者とされる現代社会でも、おっさん(という属性)へのバッシングは社会的に認められている、といった話だ。 この文章を読み、私が最初に思い出したのは、歴史的にみて強者だった成人男性と、いまや強者とは言い切れない現代日の成人男性だ。 法のもとの平等が行き届かなかった長い歴史のなかで、権力を握る者・暴力をふるう者は専ら男性だった。もちろん、個別の男女の力関係のなかには、女性が強者だった例もあるだろうけれども、社

    「おっさん」は強ければ叩いて構わず、弱ければ忌避される - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2019/07/14
    おっさんが汚くて臭くてデブが多いのは、そういうことを気にしなくても叩かれなかった強者多数派だったからに他ならないわけで、おばさんは常に叩かれる側におり忖度して生きてきたってことです。
  • 「45歳以上はリストラしたい」+「高技能の若者が欲しい」=「子どもが増えない」 - シロクマの屑籠

    kabumatome.doorblog.jp 先月、富士通グループが45歳以上の社員をリストラするという話を見かけた。 大企業の45歳以上の社員といえば、それなりの人生プランにもとづいて暮らし、年齢的にも住宅ローンや子どもの学資がきつい頃だろう。古い人生プランだと言われてしまえばそれまでだが、「一家の大黒柱」として期待されている人も多かろうし、大企業だからとあてにしていた部分もあろうし、大企業だからつぶしがきかない人もいそうではある。 とはいえ、富士通が特別に邪悪なリストラをやったのかといったら、そういうわけでもない。いまどき、40~50代のリストラなんて珍しくもなんともないし、割り増し給付金が付いているだけマシといえばマシだ。 www.businessinsider.jp 「50歳過ぎた社員は新しい価値を生まない」というこの記事も、各企業のリストラを報じたもののひとつだ。優秀なベテランは

    「45歳以上はリストラしたい」+「高技能の若者が欲しい」=「子どもが増えない」 - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2019/04/25
    貧乏だから子供一人だけ。というドラマ。50年前に戻った日本。→ http://karamandarine.hatenadiary.jp/entry/momojiri-seiko
  • 今の若者が成長に必死なのは仕方ないと思う - シロクマの屑籠

    最近の若い人たちが成長することに必死すぎる。 - Everything you've ever Dreamed リンク先、拝見しました。 私も、最近の若い人を見ていて成長に余念がないというか、成長とかスキルアップにまっすぐな人が多いなぁと感じています。 成長やスキルアップに真っ直ぐというより、「ボヤボヤっとしている」若い衆をあまり見かけないと言うべきでしょうか。学歴のいかんにかかわらず、成長します! レベルアップします! みたいな価値観に根差した言動が目立つといいますか。キャリアアップ志向でない人でも、結局、自分が大事にしている分野では精力的かつ効率的に自己開発しているというか。 あと、再就労を目指している若い患者さんの言動を聴いていても、成長します!スキルアップします!みたいな物言いを結構耳にして驚いたりします。10~15年ほど前は、そうでもなかったのですが*1。精神科医を相手取っている

    今の若者が成長に必死なのは仕方ないと思う - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2019/03/10
    フミ氏ブコメ書いてて思ったが、ついに30代の時代が来たなあと。ネットも10年以上経つと世代交代だねえ。
  • 日本の破局的な少子化と、急ぎ過ぎた近代化 - シロクマの屑籠

    今の20歳が40歳の半分しかいないって当にいい話だと思う。戦争でもあったのかな?— 🦀カニカニカーニバル🦀 (@yu1096) 2018年11月7日 たぶん、このツイートはブラックジョークのつもりで書かれたものだろうが、私には冗談にみえなかった。 「今の20歳は40歳の半分しかいない。戦争でもあったのかな?」というツイート、ジョークのつもりかもだけど、これ、実際戦争に匹敵するようなカタストロフィがあったのに気付いている人があまりいない、ってグロい状況を反映しているなぁ、と思った。— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2018年11月8日 乳児死亡率の低下によって起こる第一の少子化は、それほどカタストロフではないし、アメリカやヨーロッパのベビーブームが証明しているように劇的少子化とも限らない。しかし、東アジア諸国などで今起こっているような第二の少子化

    日本の破局的な少子化と、急ぎ過ぎた近代化 - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2019/01/08
    シロクマ氏の本気!/ 偶然ですが自分は今、子どもや若い世代が多い街に住んでいる。活き活きとしててホッとするし「少子化」なんてどこの国の話?みたいに思えるのはシアワセなのだなと思った。
  • どんどん清潔になっていく東京と、タバコ・不健康・不道徳の話 - シロクマの屑籠

    ironna.jp 先日、iRONNAさんの「喫煙ヘイト どうにかならぬか」に寄稿した記事への反応が予想どおり、いや予想以上だったので、関連したことを書きたくなった。 記事に対するはてなブックマークの反応をみると、喫煙に対して比較的穏健な意見から非常にアグレッシブな意見まで、さまざまな意見があることがみてとれる。記事のなかで私は、 また、会員制交流サイト(SNS)をはじめとするネットメディアで先鋭化したオピニオンが集まりやすくなったことも、喫煙ヘイトを際立たせる一因として見過ごせない。世間では100人に1人しかいないような極端に排斥的なオピニオンでも、SNS上では仲間同士で群れ合い、そうした極論への同調者がたくさんいるかのように錯覚できてしまう。 と書いたが、はてなブックマークの反応はまさにそのようなものだった。今回は喫煙というテーマだったが、なるほど、これなら思想的に極端な意見もSNS

    どんどん清潔になっていく東京と、タバコ・不健康・不道徳の話 - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2018/12/21
    これだな。浄化してるんだよ。→ http://karamandarine.hatenadiary.jp/entry/rip-off-japan ★ ironnaブコメで書いた「女子喫煙ならよい」という理由は「女子喫煙者はおっさんほど無遠慮でも汚くもない」からだと思う。
  • アタマが良くてマーケットがわかる人しか稼げない社会は「要らない」。 - シロクマの屑籠

    以下のリンク先記事は、現状分析としては間違っておらず、実際、仕事への要求水準は高くなっているのだろう。 人手不足なのに給料が上がらないのは、経営者の強欲のせいではなく、仕事に要求される能力が高くなったから。 ですから現在の状況を単純に言えば、 1.事務職の消滅とともに、「普通の人」が遂行できて、「それなりのお金がもらえる」職場は消滅してしまった。 2.今は「低賃金・肉体労働」の仕事に就くか、専門家として「知識労働」に従事するか、その2つしか選択肢がない ということになります。 日だけでなく、欧米諸国でも「普通の人」が働いて「それなりのお金がもらえる」職場は少なくなっている。低賃金の肉体労働や単純労働に従事するか、高度なスキルを必要とする知識労働にジャンプアップするか、そのどちらかを迫られがちな世相なのは、そのとおりなのだろう。 加えて、リンク先ではマーケティングセンスの重要性も指摘されて

    アタマが良くてマーケットがわかる人しか稼げない社会は「要らない」。 - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2018/11/30
    音楽業界とかは既にそういうことだからなあ。
  • 最近、「あの頃のはてな」に色んなところで出会う - シロクマの屑籠

    はてなダイアリー、2019年春に終了 「苦渋の決断」で「はてなブログ」へ統合 - ITmedia NEWS 2019年3月27日(水)「はてなハイク」サービス終了のお知らせ - はてなハイク日記 はてなダイアリーとはてなハイクが店じまいするという。00年代のはてなのサービスが、記憶になっていく。 *     *     * ここ数年、私はいろいろな場所で「あの頃のはてな」や「あの頃のテキストサイト」に出会ってきた。 どういうことかというと、「はてなブックマーク」「はてなダイアリー」「はてなハイク」「はてなブログ」といったサービスを使ってきた人と意外なところで知り合ったり、「若い頃はテキストサイトに夢中になっていた」という人に、オフラインの色んな場所で遭遇するのだ。 あるはてなユーザーは、紆余曲折を経てネットメディアの最前線で活躍するようになっていた。ああ、こんなところに「あの頃のはてな」を

    最近、「あの頃のはてな」に色んなところで出会う - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2018/11/25
    昨日はてなユーザーさんと古参の話題になったが、みんな誰も知らなかった。時代の流れを感じた。
  • 「萌え」の内側には性的なニュアンスが隠れている。(それも、ぱんぱんに、堪え難いほどに) - シロクマの屑籠

    maicou
    maicou 2018/10/05
    これか。→童貞ミソジニー - https://t.co/LHHvKscSFY
  • 地方オタクの歳の取り方と、首都圏の人脈について - シロクマの屑籠

    以下に書き散らす内容は、私自身が実際に観てきたものと、他の地方在住オタクな人達から聞いた話をもとにした、ひとつの推測とあらかじめ断っておく。 90年代のある時期、それこそウィンドウズやインターネットが地方の学生オタクにも手の届くものになった頃ぐらいから、地方でオタクをやるのは難しくなくなった、とされている。少なくとも、首都圏で“おたくエリート”が頑張っていた頃よりは、そうだろう。コンテンツに手が届きやすくなったし、マスボリュームが大きくなって友達も探しやすくなった。漫画やアニメやゲーム好きの多く集まる学校に進んだ高校生なら、同好の士をある程度は見つけられたに違いない。 問題はここから。 じゃあ、地方でアニメやゲームをいつまでも愛好し続けるのも同じぐらい簡単か、となると、これが結構難しいようにみえる。オタクオタクでい続けるための難易度・しんどさは、首都圏と地方県庁所在地、中小の地方都市や過

    地方オタクの歳の取り方と、首都圏の人脈について - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2018/09/30
    7年の地方生活で「地方オタ」「地方サブカリスト」のこじらせっぷりに辟易し、おかげでサブカル互助会からすっかり卒業できました。
  • 昭和映画を観て、あの頃の野蛮な感覚を思い出した - シロクマの屑籠

    ビー・バップ・ハイスクール 発売日: 2015/07/01メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログ (1件) を見る ゆうべ、子ども時代に観た映画が急に見たくなって、Amazonのプライム・ビデオから『ビーバップハイスクール』やら『トラック野郎』やら『男はつらいよ』やら、昭和映画を何か引っ張ってきた。 汚い街並み。やたら汗まみれの男達。 酒、たばこ、女。 ことあるごとに出て来る拳や棍棒。 映画で描かれる昭和は、もちろん昭和そのものではない。 それでも、カジュアルに登場する身体的暴力や、男尊女卑を隠そうともしない物語の描かれ方は、やはり昭和ならではで、平成っぽくないとは思った。 平成時代の子どもには『ビーバップハイスクール』が殺し合いに見える ちょうど映画『ビーバップハイスクール』を見始めた時間に子どもが帰ってきて、一緒に視聴しはじめたが、子どもの反応は強烈だった。ものの数分で「

    昭和映画を観て、あの頃の野蛮な感覚を思い出した - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2018/08/23
    これはちゃんと読みやすくまとまってた。
  • 「ダイレクトな怒りがタブーになった社会」 - シロクマの屑籠

    togetter.com 昨年末に、「今の世の中では怒りをコントロールすることに高い価値が置かれている」というtogetterを見かけた。@marxindoさんの投稿を中心に、怒りの表出が困難になった現代社会についてあれこれ書かれている。 marxindoさんの投稿は私もリアルタイムで読んでいて、以下のようなツイートを書かずにはいられなかった。 今の人、怒りをコントロールしているっていうより怒りを遠ざけているだけだな、と感じる。もちろん昭和の人々が怒りをコントロールできていたとは限らない。しかし社会に怒りの表出が少ないからといって、コントロールできているのか、さっぱりわからない。— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2017年12月27日 怒りをダイレクトに表出するのは、現代社会ではタブーとなっていて、そういうことをやると、やれトラウマだハラスメントだ虐

    「ダイレクトな怒りがタブーになった社会」 - シロクマの屑籠
    maicou
    maicou 2018/08/02
    この人の、導入は期待させておきながら「サビのない楽曲」「絶頂のないセックス」みたいに終わる文章はなんなのか。毎回考えさせられる。タイトルが「屑籠」なのだからわざとに違いないと諦めることにする。