ブックマーク / pomeric.blogspot.com (17)

  • 2012best ~ やる気のないコメント入り - ときチェケ♪

    ・Kendrick Lamar / Good Kid, M.A.A.D City ・Schoolboy Q / Habits & Contradictions ・Joey Bada$$ / 1999 ・SpaceGhostPurrp / Mysterious Phonk ・Future / Pluto ・Chief Keef / Finally Rich ・Iamsu! / Kilt ・TREE / Sunday School ・Ty Dolla $ign / Beach Hou$e ・TNGHT / EP 2012年はKendrick Lamar『Good Kid, M.A.A.D City』、Schoolboy Q『Habits & Contradictions』、Ab-Soul『Control System』とBlack Hippyの活躍が目についた年でした。 クラウドラップ方面にも

    2012best ~ やる気のないコメント入り - ときチェケ♪
    mokkei1978
    mokkei1978 2013/01/07
    "イーストコーストマナーに則ったオーセンティックで"ラップを聴かせる"ヒップホップに揺り戻っている印象"
  • コンシャスラップの季節 ~2012年5月の2つの作品~ - ときチェケ♪

    2012年は"コンシャスラップの季節"とでもいうか、3.11を意識した政治的なテーマの色が強い作品がいろいろと出ている(このブログでも取り上げたSALU、SNEEEZE、田我流なども含めて)けども、この手のトピックの扱い方1つでそのラッパーの質があらわれてくるのが非常に興味深い。勿論、それはベテラン勢の作品にも同じことが言える。 ■THA BLUE HERB - TOTAL THA BLUE HERBが日語ラップ史に名前を刻み、その後多くのラッパーに影響を与えた1stアルバム『Stilling, Still Dreaming』。このアルバムがこれほどまでに大きな作品になったのは、シーンの中心(東京)から遠く離れた地方(北海道)で活動することのフラストレーションが表現の力強さの源となって、THA BLUE HERBという無名な地方のグループが"東京のシーンに対峙して闘う姿"はリスナーへ共

    コンシャスラップの季節 ~2012年5月の2つの作品~ - ときチェケ♪
    mokkei1978
    mokkei1978 2012/06/08
    Tha Blue Herb「Total」、D.O「The City Of Dogg」。なんて格好良いレビュー。
  • ERA - 3 Words My World - ときチェケ♪

    ここ数年の間にアーティストの名前で感動したのは"Lil 諭吉"だったけども、最近見かけた"DJ Highschool"という名前には久々にしびれた。DJハイスクール、モラトリアムとボンクラっぽさが同居するイカした名前。そんな名前を持つトラックメイカーが参加しているERAのアルバムはモラトリアムとボンクラっぽさを内包する素晴らしいバイブスに満ちていた。 「WIZ KHALIFAや CURREN$Y、SMOKE DZAやKENDRICK LAMARはHUSTLIN’ではなくSTONERなUSのNEW SCHOOL HIP HOP。ERAが作り出すのはシャラリシャラリなTOKYOのNEW SCHOOL HIP HOP。」――『3 Words My World』推薦文より―― このアルバム販促用の推薦文に書かれている通り、ERAが作る楽曲はストーナーだしシャラリシャラリな東京のニュースクールヒップ

    ERA - 3 Words My World - ときチェケ♪
    mokkei1978
    mokkei1978 2011/08/01
    "モラトリアムとボンクラっぽさを内包する素晴らしいバイブスに満ちていた。"
  • ときチェケ♪ - 00年代代表作から見るヒップホップの変遷、特長とか

    今回の記事はライターの小林雅明さんを招いて、「00年代ヒップホップの代表作」をネタに対談していく内容となっています。 この企画をつくった理由は2つあって、1つはワタクシ微熱王子がネット上にヒップホップ関連の文章を書くようになって今年の5月で10周年を迎えたので「その節目として何かやりたい!」という自分以外の人にはどうでもいい理由なのですが、もう1つの理由は90年代黄金期のヒップホップに比べて00年代ヒップホップについて分析・評価を行った記事が少ないのではないか?と思い至ったからです。 90年代黄金期のヒップホップを語り継いでその価値観を残していく必要があるというのであれば、同じように00年代のヒップホップに起こっていた現象や変化を見極め、きちんと整理して語り継ぐ必要があるのではないでしょうか。そこで今回、まずは”体系づくりの1ステップ”として企画してみました。好評であれば、更に次にも繋げて

    ときチェケ♪ - 00年代代表作から見るヒップホップの変遷、特長とか
    mokkei1978
    mokkei1978 2011/06/22
    ふむふむ。リリックは全然分からないからなあ。
  • Waka Flocka - Flockaveli & Kanye West - My Beautiful Dark Twisted Fantasy - ときチェケ♪

    あまりに退廃的で狂った世界をつくりあげるLex Lugerのビートと、荒削りという以上にその荒々しさがオーラとなって降りてきているWaka Flockaのラップ。そのコンビネーションは、"まったく中身がない"暴力賛歌をベースに進行しながら、どうしようもないゲットーで生きるどうしようもない若者がどんづまりで拳銃を振り上げなら行進する姿そのものを照らし出す。 アルバム中、「唯一テーマがある」と言われる"Fuck This Industry"ではWakaが銃撃に倒れて病院に運ばれたときにも一切関知しようとしなかった音楽産業を徹底的にこき下ろしているし、質も内容もいままでのミックステープとほとんど変わらない。そんなレーベル側からまったくコントロールを受けないままリリースされた『Flockaveli』には、 Wakaが溜め込んだフラストレーションだけがパッケージングされているので、ミックステープの持

    Waka Flocka - Flockaveli & Kanye West - My Beautiful Dark Twisted Fantasy - ときチェケ♪
    mokkei1978
    mokkei1978 2010/12/14
    "「これからの時代のヒップホップはどうあるべきものなのか?」"
  • 『日本語ラップ.com』管理者にインターネットから産まれる日本語ラップシーンについて訊いてみた - ときチェケ♪

    アーティストが自らの曲をリスナーに簡単に視聴してもらえるようにYouTubeやMySpaceを活用する。それだけではなく、誰でもすぐにiTunesに入れて楽しんでもらえるようにオンラインストレージサイトに作ったばかりの音楽ファイルやミックステープをアップロードする。他のアーティストがつくった"イケてる"曲をジャックして、新しい曲に作り変えて自分のスタイルをアピールする。そして、ジャックした曲のコンセプトにのっかってラップで遊ぶ。2010年に入り、インターネットをベースとしたムーブメントが少しずつ広がりを見せていますが、それはフリー音源やYouTubeリンクなどの情報をリアルタイムで発信する一部のTwitterアカウントやニュースサイトにアクセスできている人たちの間で"一般的"になっているものに過ぎず、「いまインターネット上で起きていること」を私たちに紹介してくれるメディアはほとんど存在しま

    『日本語ラップ.com』管理者にインターネットから産まれる日本語ラップシーンについて訊いてみた - ときチェケ♪
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    mokkei1978 2010/07/19
    グッときた→"僕は自身のFeed Readerだけを信じていますからね。"
  • Big Boi - Sir Lucious Left Foot: Son of Chico Dusty - ときチェケ♪

    listen here 当初のリリース予定から3年も延ばされ、Andre3000と絡んだ曲を入れないことを条件に別レーベルからリリースすることを許されて、ようやく陽の目を浴びることのできたBig Boiの"Sir Lucious Left Foot: Son of Chico Dusty"は彼の律儀な性格が隅々まであらわれた名作だった。その律儀さは何も Andre3000がOutKastの活動をサボタージュしている一方で、こつこつとソロアルバムをつくってレーベルとの折衝に長い年月を費やしながらリリースにこぎつけた姿勢だけにあらわれているものではない。この作品の魅力はそれぞれの楽曲の内容、そしてインターネットから産まれるヒップホップシーンの背景とBig Boiの置かれた立場を踏まえてこそ際立つ。 ことヒップホップにおいて、インターネットからミックステープの無料配布や楽曲・動画の配信を行って、

    Big Boi - Sir Lucious Left Foot: Son of Chico Dusty - ときチェケ♪
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    mokkei1978 2010/07/16
    "ファンの求める「いま最もイケているOutKastのアルバム」を見事に構築してみせた作品"
  • 微熱メモ vol.9 - Alley Boy "Definition Of F*ck Sh!t"とKLOOZ "NO GRAVITY"などミックステープその他諸々について

    大半のビートを手がけるArkatech Beatzの渋めでメロウなビートがダークな色合いとざらついた叙情性を醸し出し、同じくLil Nealがプロデュースするトーンの低いFuturistic系トラックが抑えられた凶暴さを演出する。どこからともなくあらわれては消えていくミックステープアーティストの中で、いつの間にか"次のミックステープが待たれるラッパー"になっていたAlley Boyと、2010年上半期ベストと名高いミックステープ"Definition Of F*ck Sh!t"について詳しい人は一体どれくらいいるのだろうか? Alley Boyとは一体何者なのか? Gucci ManeやYoung Droといったアーティストとのコネクションを持っているにせよ無名のAlley Boyがここまで"次のミックステープが待たれる優れたラッパー"となったのには、アトランタから発信される音源に精通しフ

    微熱メモ vol.9 - Alley Boy "Definition Of F*ck Sh!t"とKLOOZ "NO GRAVITY"などミックステープその他諸々について
    mokkei1978
    mokkei1978 2010/05/24
    "雑誌やWebZineなどの"場の情報"から、動画や音源のリンクが乱立するブログやTwitterの"情報のフロー"へ。きっとブログやTwitterのフローの速度に従い、シーンへの共通認識もどんどん薄れて拡散していく。"
  • ときチェケ♪ - Lil B

    どんな音楽にも作家性は宿る。作詞/作曲がされていなくても、歌やラップがのっていなくても、雑音だろうが無音だろうが、音楽作品として世の中に出されて作成者の名前がクレジットされている以上は、そこからクリエイターの意思と個性を読み取ることができる。音楽の持つ"作家性"をそう捉えれば、レコ箱に埋もれている楽曲をつなぎ合わせて作られるビートにだってもちろん作家性は宿っているし、曲をつくらないDJのミックスにも同じものがあるはずだ。トラックメイカーからビートをもらってそこにラップをのせる時、ラッパーがクリエイトしているのは何もラップだけではない。ラップをのせるビートはトラックメイカーの作品かもしれないけども、ビートをチョイスして世の中に発表するのはそのラッパーに他ならず、そこに彼のセンスが加わっている以上は、ラップだけでなくその下で鳴っているビートにも彼(ラッパー)の作家性は宿る。 他の時代に他の場所

    ときチェケ♪ - Lil B
    mokkei1978
    mokkei1978 2010/04/13
    ラッパーLil Bの一連の作品。"ネットワーク・インフラはアーティストのスタイルを"守る"ものから"乗り換える"ものへ概念を大きく変えている。"
  • AKLO - 2.0 & RHYMESTER - MANIFESTO

    download here + listen here 前作"A DAY ON THE WAY"からわずか3ヶ月、AKLOがドロップした新しいミックステープ"2.0"は恐ろしくエコなつくりだった。Lil Wayneのミックステープ"No Ceilings"(→ダウンロード)からほとんどのビートを拝借し(しかも人曰く原曲を聴いてすらいないのもある!)、そのまま曲タイトルをAKLOなりに解釈したラップを載せただけ。USミックステープ文化を踏襲してつくったローコストでインスタントな内容だけども、そこには日人が直訳してしまうことで生み出されたウッカリした面白味が溢れていた。 その面白さは、"Forever"での1人4役ラップ挑戦みたいなものより、CMだらけのメディアに「貧乏臭い」と形容してみせるところや、女をはべらせながら酒やシロップやコカインやマリファナで時間を無駄遣いするパーティー賛歌"W

    AKLO - 2.0 & RHYMESTER - MANIFESTO
    mokkei1978
    mokkei1978 2010/03/20
    「Aklo 2.0」。"USで鳴っているビートとラップを日本語ラップに置き換えてしまえばまだまだ広げられる表現の幅がある。"
  • 2009 wasted - ときチェケ♪

    あいかわらず09年もダサさとカッコよさが表裏一体となった作品が多かったがその中から最高にクールで最高に馬鹿げた人たちを4人。 ■ Gucci Mane "ぜんぶ" :listen "we don't get fucked up no more we get wasted"と言うように金と時間と才能をひたすら無駄遣いするGucci Maneの魅力とは多様化して一筋縄ではいかなくなったヒップホップの姿を、彼のラップだけで体現できてしまっているところにある。大量のミックステープやリミックスワークにクロスオーヴァーするどんな難解なビートもGucciのラップの前ではすべてコントロールされ、先鋭的なビートはより先端を行くヒップホップミュージックとなる。歌詞も同様、その辺のコンシャスなラッパーよりも複雑なライミングやシリアスなストーリーテリングができようとも、そのほとんどを「俺の時計はダイヤだらけで時間

    2009 wasted - ときチェケ♪
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    mokkei1978 2010/01/21
    ブログ「ときチェケ♪」の2009年ヒップホップまとめ。
  • Futuristic whatever - ときチェケ♪

    数ヶ月前にTHE SOURCE日版vol.2で、90年代後半のアンダーグラウンドヒップホップと現在のミックステープシーンの類似性についての小さい記事を書いた。インターネットとCD-Rの普及によって無名なアーティストがレーベルの力に頼らず自分達だけの力で作品をリリースしてリスナーから発見されていった過程と、オンラインストレージサイトやyoutubeから楽曲をばらまいてリスナーから注目を集めていく構図は"DIYでリスナーを獲得する"という部分でまったく一緒だが、「ヒップホップの主流から逸脱していく」という変態的な特性でも非常に似通っていて、ときどき既視感を覚える。 90年代後半のLAアンダーグラウンドでは、グッドライフカフェ周辺のラッパーが他のMCのスタイルとの違いをつけるために、歌なのかラップなのかわからないような独自のフロウを1人1人身に着けていた。聴き取れないほどの早口スタイルや、つん

    Futuristic whatever - ときチェケ♪
    mokkei1978
    mokkei1978 2010/01/11
    アトランタのアンダーグラウンドで変態的なヒップホップ・シーンの解説。音源がDL可。
  • Pill - 4075: The Refill

    download here 景気が悪くなるとヒップホップが活性化する――その言い伝えが当ならば、黒人若年層の失業率が34.5%となった現在のアメリカのヒップホップは生気に満ち溢れているはずだ。しかし、景気の悪化で音楽がまったく売れなくなってしまった結果、商業レーベルは「確実に売れる安全な」アーティストの作品を欲し、ヒット曲の存在しないアーティストはアルバムを発売することさえ許されなくなった。気がつけば、ストリートからトレンドを発展させてヒップホップの"若さ"を保つ好循環は断ち切られ、向上心を捨てた豪華客演陣に頼りきりの妥協の産物がチャートの上位を占めるようになっていた。Jay-ZはAlicia Keysと手を組み「ニューヨークはお前を輝かせる」という観光PRのような曲を1位に送り込み、Rick Rossは"Deeper Than Rap"で童子-Tの"12 Love Stories"に匹

    Pill - 4075: The Refill
    mokkei1978
    mokkei1978 2009/12/16
    Pill「4075:The Refill」。DL可。"見捨てられたフッドの姿をそのまま映した"Trap Goin Ham"のPVで一躍有名になった"
  • SD JUNKSTA -Go Across tha Gami River & Kreva - 心臓

    mokkei1978
    mokkei1978 2009/10/12
    ”Krevaの"心臓"は、国産ではじめて"現在"のUSメインストリームへ対抗できた”、"高次元のトラック/メロディを揃えた作品として好事家のなかで語り継がれるであろう”
  • light years ahead of 2009

    □ 上半期未来派 The-Dream "Love vs Money" listen here Hudson Mohawke "Polyfolk Dance" listen here Young Dro, Yung L.A., DJ Infamous "Black Boy White Boy" download here J-Money, DJ Scream, DJ Spinz "Mr. Futuristic" download here Playboy Tre "Liquor Store Mascot" download here Gucci Mane, DJ Holiday "Writing on the Wall" download here OJ Da Juiceman "The Otha Side of the Trap" listen here Drake "So Far Gon

    light years ahead of 2009
    mokkei1978
    mokkei1978 2009/07/06
    リンク集。後で。
  • S.L.A.C.K. - My Space

    listen here ほとんど全てのUSサウスには意味なんてものは無い。だけども、「俺にはハスリングで稼いだ金がうなるほどある。俺のジュエリーや車の輝きはオマエらのとは格が違う。勿論、女にもモテる」というようなリア充自慢を繰り広げる彼らの姿には華がある。彼らにとってはまさにその自慢の中身こそが事実であって、リアルな表現でもあるんだろう。 MINTのmyspaceやフリーダウンロードMIXで聴ける新曲、"おまんちょ"はただそのワードを言いたいだけだ。なんて低俗で、中身が無い曲なんだろう。つづけざまに"なんもない"という曲を聴いたら、その名のとおり「金も無い。仕事も無い。女もいない」という主張をしているだけだった。やろうとしていることや軽薄たらんとするその姿勢こそUSのイケてるラッパー達とほとんど同じなのに、言っていることがまったく真反対の「リアル」な内容になっていて、そんなMINT達が「日

    S.L.A.C.K. - My Space
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    mokkei1978 2009/05/18
    "MINT達が「日本産サウス」の方向性を一番正確に指し示しているのかと思うとちょっと目頭が熱くなってしまった"
  • 編集されるシーンの終焉と共感で繋がるシーンの幕開け - ときチェケ♪

    08年の日語ラップの振り返りを兼ねて、ライターの古川耕氏にお手伝いいただき、現状の日語ラップシーンを分析してみました。不良ラップの新たな可能性から音楽批評のあるべき論まで、09年最先端の日語ラップ論を相変わらずの特大ボリュームでお送りします。通学通勤電車内や昼休みなどにどうぞ。 古川:微熱君はブログで「Microphone Pagerは思うように支持が得られていない」というようなことを書いていたけど、実は『王道楽土』って結構売れているらしいんですよ。 微熱:へぇ。そうなんですか? 古川:らしいです。僕も興味深いと思ってるんだけど、ネットの中でよく見るような、あのアルバムへの芳しくない評価と、実際のセールスは乖離しているみたいなんだよね。 微熱:どの辺の層に売れているんですかね? 古川:やっぱり日語ラップ・リスナーじゃないかな? 日語ラップ・リスナーって、闇雲に未来志向の人がいるの

    編集されるシーンの終焉と共感で繋がるシーンの幕開け - ときチェケ♪
    mokkei1978
    mokkei1978 2009/04/13
    とにかくカロリー高すぎ。ビックリした。
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