普段は聞けない「BLと社会」に関するアレコレ座談会! 有斐閣のBL研究入門書『BLの教科書』発売記念として、「ちるちる記者 夏の自由研究」を連載します。『BLの教科書』に掲載されたコラムのテーマをもとに、ちるちる記者が“夏の自由研究”に挑戦します! 連載第4回となる今回のコラムのテーマは「生身の人間にファンタジーを押しつけないために」(『BLの教科書』 Column(6)、守如子)。BL好きなら一度は気になるゲイや生身の人間との関係性。アンリ54世を中心に、この問題に関心がある記者6人で話し合ってみました! (「ちるちる記者 夏の自由研究」第1回 第2回 第3回) *** 「BLファンならば、実際のところゲイは自分たちのことをどう思っているのだろう、勝手に妄想して失礼なことをしているのではないか、と考えることもあるのではないか。」 これは、『BLの教科書』のコラム「生身の人間にファンタジー
「ここは、昔、差別されていた地域なんだよ」。車で近所を走っていると、突然、お父さんがそんなことを言いました。お父さんは続けました。「今はもうそんな差別はないからね。お前は差別をしたらいけないよ」。10代、20代の若い人から、しばしば、こんな体験を聞くことがあります。(ところで、ここは、必ずしも「お父さん」である必要はないので、お母さんでもおばあちゃんでも先生でもいいので、だれか身近な大人に読み替えてもらってけっこうです)。 これを読んで、何の話をしているのかわかった人もいると思います。「あ、部落問題ね」と。 いっぽう、「どこそれ?何それ?」「昔、差別されてたってどういうこと?」とピンとこない人もいるかもしれません。 部落問題とは、ごくごく簡単に言うと、江戸時代の身分制度のなかで被差別身分とされた人々がいて、その身分制度は明治のはじめに廃止されたけれども、それから現在までおよそ150年の間、
#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル 李 信恵 金 明和 影書房 2015-01-16 売り上げランキング : 10824 Amazonで詳しく見る by G-Toolsasin:4877144536 ツイッターで何度も見かけ、読んでみた。 明け方までかかって一気に読了した。 じつは長々しい感想を書きかけていたのだけど、猫の世話をしているうちに、賢しらなだけであんまり意味がないと悟って全部消した。 端的にまとめると、本書はとてもよい本なので、ヘイト・スピーチって何? って興味をもった人だけに限らず、みんな読むといいと思う。 こういう本が小さな出版社から出て、大手が広告費かけまくって愛国ポルノを出してるのだから、そりゃあ、本なんて売れるわきゃねえわなというごく個人的な感想も抱いたのは、大事なことだからしっかり書いておく。いや、ほんと、幻冬舎とか角川とか文春とかがごり押ししてたら、これベスト
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