ベルギー・ブリュッセルの裁判所でセキュリティーチェックを受けるローラン・ルイ議員(肩書は当時、2014年5月13日撮影)。(c)AFP/BELGA/BENOIT DOPPAGNE 【9月21日 AFP】ベルギーの元国会議員が20日、ナチス・ドイツ(Nazi)によるホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)を否定した罪で首都ブリュッセル(Brussels)の裁判所から有罪判決を受け、ナチスの強制収容所跡地を訪問し、そこで目にしたことや感じたことを書いて提出するよう命じられた。 有罪判決を受けたのは保守派の政治家として知られるローラン・ルイ(Laurent Louis)被告(37)。同被告は2015年、ブログの投稿で第2次世界大戦(World War II)時に行われたホロコーストの犠牲者数を矮小(わいしょう)化したとして、執行猶予付きの禁錮6月、罰金1万8000ユーロ(約240万円