シルクスクリーンに限らず、現在一般的に使われている多くの印刷方法で、色の濃淡はアミと呼ばれる点々で表現します。綺麗に並んだ小さな点の大小で、濃く見えたり薄く見えたりしているのです。 このアミの点の大きさは、線数という単位で表現しています。 100線というのは、1インチ(約2.5cm)に点が100個並ぶことを意味しています。30線なら、1インチ(約2.5cm)に30個です。一つの点は、最大、正方形になるまで大きくなることが可能で、これが濃度100%となります。点が無くなれば、真っ白、つまり0%です。線数は、グラフィックデータで使われる、ppi(ピクセル/インチ)とは全く別のものですから、パソコンで加工するときは、よく理解してください。 オフセットのような平版では、肉眼では見え難いような非常に細かい点々を印刷することができますから、原色に分解した版で、滑らかなフルカラーの印刷が可能です。 し