14日午前7時40分ごろ、須坂市動物園の飼育員が、同園に隣接する臥竜公園内にある竜ケ池で、泳いでいるフンボルトペンギン1羽を見つけた。同動物園で飼育しているペンギンのひなと確認し、飼育員や市職員十数人がボートで追い掛けて約1時間後にたも網で捕獲。同動物園では12日にもフンボルトペンギンのひな2羽が「脱走」し、約4時間後に捕獲する騒ぎがあったばかり。 同動物園によると、脱走したのは、5月に生まれたひな4羽のうちの1羽で、12日に脱走した2羽と同じひなかどうかは分からないという。 担当飼育員の小林正和さん(36)によると、12日に脱走した2羽は、飼育舎の柵沿いにあるペンギン用の滑り台(高さ約2メートル)付近から外に飛び降りたとみられ、園は対策として滑り台の外側を覆うアクリル板を設置済み。夜間は滑り台に上れないよう、階段の上り口をベニヤ板でふさぐようにした。今回の1羽がどこから脱走したのかは