トップページ – アルゴリズムとデータ構造編 この章の概要 この章の概要です。 処理時間の測定 測定用マクロ 参考リンク 更新履歴 処理時間の測定 前章では、計算量を用いて、アルゴリズムの性能(パフォーマンス)を評価する考え方を示しました。しかし、計算量が優れていても、実際のプログラムが十分に高速に動作しなければ意味がありません。 先に断っておくと、すべてのプログラムが必ずしも高速に動作しなければならないわけではありません。そのプログラムの目的を必要十分に達成できているのであれば、それ以上高速にする必要性はまったくないといえます。また、プログラムを高速化する方法は、この章が扱う範囲ではありません。 ところで、プログラムを改良して、高速化を図ったとします。しかし、本当に高速化されたかどうか判断するには、実測に頼るしかありません。「××× という高速化策を講じたので、高速になっているはず」と考