283,718,176回。この数字は政府が6月22日付で発表した、国内における新型コロナウイルスのワクチン総接種回数だ。このうち1回目と2回目の接種率は、どちらも80%を超え、3回目の接種を受けた人は61.2%。現在は4回目接種を各自治体で進められている。 【写真あり】18年8月、二酸化塩素が漏出して14人が搬送される事件が そんななか、一部ネット上ではワクチンへの“対抗策”が話題になっている。ワクチンに対して疑問を抱く、いわゆる“反ワクチン”の人たちの間で、すでに接種したワクチンの“解毒剤”として、「二酸化塩素」を体内に取り入れる行為が広がっているというのだ。 実際、SNS上では“ワクチン打って体調が悪くなった人は二酸化塩素水を飲んで”、“ワクチンには二酸化塩素がいちばん”という声が散見される。ある医療ジャーナリストは言う。 「二酸化塩素は強い酸化力を有することから、除菌や消毒効果があり
アメリカで行われた小規模な臨床試験において、参加者全員のがんが消失する結果が確認された。研究に直接参加していないがん専門医も、「前代未聞」の効果だと述べ驚きをあらわにしている。 ● 動画:がん新療法、腫瘍が6ヶ月で消失した衝撃 この臨床試験は、特定のタイプの直腸がんの患者を対象としたものだ。より多くの患者に適用するため現在も治験が続けられており、現在のところ18名に対して実施が完了している。治療薬のドスタリマブを従来よりも早い段階で投与したところ、これら18名において、投薬開始から6ヶ月後までに100%のケースで腫瘍が消失していることが確認された。 患者たちにとっても思いがけない吉報となったようだ。患者たちは当初、服薬のみならず、放射線療法や手術など複合的な手法で治療を進めると説明されていた。一般に、侵襲的な放射線治療や手術では、腫瘍の縮小を期待できる一方、身体機能の一部を喪失するリスクが
東京都は5月26日、“コロナ後遺症”に関する相談を分析し、オミクロン株感染者はデルタ株以前の感染者より高い割合で“倦怠感”の後遺症を訴えているという調査結果を公表した。 【写真を見る】「本当は私が介護されたいのに・・・」20代娘のおしめを替える母 急増するオミクロン株“後遺症” 倦怠感の重い現実 “倦怠感”ときくと、風邪によくある症状の一つでしかないと感じられるかもしれない。しかし、コロナ後遺症の専門外来を運営し、約4000人の後遺症患者を診察してきたヒラハタクリニック平畑光一院長は「症状は言葉のイメージとかなり違う」と警鐘を鳴らす。コロナ後遺症がもたらす壮絶な“倦怠感”の現実を聞いた。 ■「トイレに行けずおしめ」“倦怠感”では言い表せない症状ーーコロナ後遺症の症状というとどのようなものがあるんでしょうか? 論文によると、205の症状があるとの指摘もあります。ありとあらゆる症状が出る可能性
新型コロナウイルス禍によるストレスなどを背景に、痛みと発疹を伴う「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」の患者増加が懸念されている。従来は加齢などで発症が増える傾向にあったが、近年は若年層でも目立ち、コロナ禍で拍車がかかっている恐れがある。人によっては痛みが長期間続くこともあり、医師らは早期治療とワクチン接種の重要性を呼び掛けている。 帯状疱疹を発症すると、ピリピリ、チクチクとした痛みに付随し、水ぶくれを伴う発疹が現れる。症状は胸から腹部、背中にかけて出ることが多く、顔や耳の近くに出ると顔面神経まひや難聴などを引き起こすこともある。 治療は抗ウイルス薬の投与が中心で、発疹が出てから3日以内が望ましいとされる。通常2週間ほどで皮膚症状は治まることが多いが、痛みが長期間持続する「帯状疱疹後神経痛(PHN)」に移行するケースも少なくない。 痛みの度合いは個人差があるものの、「焼かれるような」「風が当た
――周りに双子の方はいらっしゃったんですか。 石原 私の親戚に双子がいました! 「もしかしたら……」という気持ちがあったので、そこまで驚くことはなかったですね。 ――ご家族に伝えた時はどんな反応でしたか。 石原 私たちは授かり婚で、当時はお互い社会人になって間もない頃だったので、私の家族は心配に思っていたようです。「今回はやめといたら?」というつもりだったみたいですが、私が双子を妊娠していることを話したら、「それなら頑張りなさい」って。 夫と話し合った結果、産むことを決断しました。夫は昔から双子の女の子が欲しいって思っていたみたいで、「まさかそれが現実になるなんて」と驚いていました。 「双子じゃなくて三つ子でした!」 ――それからは双子だと思って過ごしていたわけですよね。 石原 そうです。でも、妊娠5ヶ月の時に胃腸が痛くて、会社を休んで診察を受けに行ったんです。結局胃腸炎だったのですが、妊
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
新型コロナウイルスのオミクロン株は比較的重症化しにくいとされ、中には季節性のインフルエンザと変わらないのではないかという意見を述べる人もいます。 しかし、そのオミクロン株に感染して重症化し、人工呼吸器が必要になった専門家がいます。 新型コロナウイルス対策にあたる政府の分科会のメンバーで、東邦大学の舘田一博 教授(61)です。 初期にはのどがむずむずするくらいで、高熱も出なかったのに、気づいたらせきがひどくなり、肺炎になっていました。 およそ3週間の入院治療を経て回復した舘田さんに話を聞きました。いつも感染対策を呼びかけてきた専門家自身が感染して感じたことは。 ※以下「」は舘田さんのコメント 第6波のピーク時に感染 舘田さんが新型コロナウイルスに感染したのは、第6波がほぼピークの状態だった2月4日ごろ。 そのころ東京都では一日の新規感染者数が2万人を超え、全国では10万人を超えていました。
千葉市消防局は7日、食物アレルギーが原因で、アナフィラキシー症状を起こした10歳代女性を救急搬送した際、救急隊員が誤った薬剤を投与し、女性が心肺停止状態になったと発表した。女性は集中治療室(ICU)に入っており、同局はミスを認めて謝罪した。 【図表】ファイザー製ワクチン副反応、予想以上に年代間で差 発表によると、3日午後10時10分頃、千葉市若葉区の女性から「食事をしたら息苦しくなった」と119番があった。女性は呼吸困難で、3人の隊員が酸素投与などを行った。 搬送先の病院を照会中、20歳代の救急救命士の男性隊員は医師から、応急処置の注射薬「エピペン」を女性が持っているか聞かれた。女性は持っておらず、男性隊員は同様の成分の薬剤を投与しようと考えたという。
勤務先の眼科医院から6千件以上の患者情報を不正に入手したとして、神奈川県警は30日、医師の中原将光容疑者(43)=横浜市=と、医院の元従業員、藤山綾乃容疑者(42)=同=を不正競争防止法違反(営業秘密の領得)の疑いで逮捕した。中原容疑者は医院を退職後に別の眼科医院を開業しており、県警は、入手した情報を新規の患者を増やすために使った可能性があるとみて調べている。 【写真】中原将光容疑者が院長を務める眼科医院。逮捕前日、外から見える待合室内には複数の患者がいた=2021年9月29日午後4時45分、東京都町田市、小寺陽一郎撮影 生活経済課によると、2人は共謀し、横浜市内の眼科医院に勤務していた2018年11月11日、不正の利益を得る目的で、この医院の営業秘密にあたる6433人分の患者の氏名や住所などの情報を、USBメモリーに不正にコピーした疑いがある。中原容疑者は「弁護士と話すまで何も話すことは
今月上旬、大阪市平野区の集合住宅で2人が死亡した火災で、火元の部屋に住んでいた70代男性が呼吸器疾患のため、普段から在宅で医療機器「酸素濃縮装置」を使用していたことが15日、大阪府警への取材で分かった。出火原因は明らかになっていないが、装置の使用中は顔付近の酸素濃度が高まり、わずかな火気でも火災につながる恐れがある。装置の使用中に起きたとみられる火災は全国で相次いでおり、取り扱いには注意が必要だ。(小松大騎) 火災は9日夜、同区長吉六反の木造集合住宅2階の一室から出火し、住宅全体に延焼。焼け跡からは性別不明の2人の遺体が見つかった。別々の部屋に住む60代と70代の男性2人と連絡がとれておらず、府警はこの2人である可能性が高いとみて身元の確認を急いでいる。 府警によると、このうち火元の部屋に1人で住んでいた70代男性は肺疾患を患っており、装置のチューブを介して体内に高濃度の酸素を取り込んでい
自宅で「酸素濃縮装置」を使っていた呼吸器疾患の患者らが、死亡する火災が相次いでいる。使用中は酸素濃度が高まるため、少しの火気でも火災につながるおそれがあるといい、うち4割はたばこが原因とみられている。こうした状況を受け、装置に対策を施すことが定められたが、普及には時間がかかるため、国や消防は注意を呼びかけている。 鼻に取り付けられたチューブの先に、たばこの火を近づける。すると5秒ほどで激しい炎が上がった。火はチューブを伝って首の周りへ。チューブの先端から噴き出し続ける炎がシャツに燃え移っていく。 大阪市消防局が注意喚起のため、ホームページで公開している人形を使った実験映像。チューブの先端部分は酸素濃縮装置により、ものを燃えやすくする酸素の濃度が高まるため、こうした火災が起こるという。 大阪では今年6月、酸素濃縮装置の利用者の自宅で火災が相次いで発生した。和泉市では50代の男性が死亡。原因は
タレントの中居正広(48)が24日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。新型コロナウイルスワクチンの1回目接種を受け、副反応があったことを明かした。 「僕、ワクチンを打ちました。1回目」と報告。副反応に備えて翌日が休日だったタイミングで接種を受けたそうで、接種した瞬間は「全然痛くもなかった」ものの「次の日、ちょっと筋肉痛っぽいなって。あっ、こういうことか。みんなの言ってるやつってこれだ…と思ったんだけど、意外と腕、上がんなくて」と接種翌日、腕に痛みが出たことを明かした。「あのね、『イッテ~ッ!!』とかそういうんじゃないの。『アタタタタ…』『上がんないんですよ、手が』って感じ」とその痛みを表現した中居。発熱の副反応に備えて事前にドラッグストアへ解熱剤を買いに行った際のことも明かし、店員から勧められた市販薬を見てぼう然としたことも報告
アメリカのバイデン大統領は新型コロナウイルスのワクチンについて、ソーシャルメディア事業者が誤った情報の拡散を防げておらず、それを見た一部の人々が接種をためらい、結果的に感染による死者が出ているとして、事業者の対応を強く批判しました。 アメリカではインドで確認された変異ウイルスの「デルタ株」が急速に拡大していて、政府が国民にワクチンの接種を呼びかけています。 しかし、ソーシャルメディアでワクチンに関する誤った否定的な情報が拡散していることから、それを見た一部の人々が接種をためらい、結果として感染の拡大が抑えられていないという指摘が出ています。 これについてバイデン大統領は16日、記者団からフェイスブックなどの事業者に言いたいことはないかと聞かれたのに対し「彼らは人々を殺している。パンデミックはワクチンを打っていない人たちの間だけで起きている」と述べ、ソーシャルメディア事業者が誤った情報の拡散
ドイツのビオンテック社は、ファイザー社とともに新型コロナウイルスの発症と重症化を防ぐmRNAワクチンの開発を行っている。そんなビオンテック社が次に目指しているのは、ガンのmRNAワクチンだ。 mRNAワクチンは、体内の特定のウイルスを攻撃する抗体を作るよう人体に指示を出すものだが、ビオンテック社はその技術を応用し、悪性腫瘍(ガン)に対する抗体を作るワクチンの開発を進めている。 今年3月に、ビオンテック社共同創業者にしてチーフメディカルオフィサーのオズレム・トゥレシ氏が、数年以内に開発すると明かしたことで、大きな話題を呼んだ。そんな全世界が期待するガンのmRNAワクチンに新たな進展があった。 「良好な結果」とトゥレシ氏も前向きビオンテック社は6月18日発表のリリースの中で、皮膚ガンの一つであるメラノーマを対象としたフェーズ2臨床試験を実施したと発表した。メラノーマ患者120人に、mRNAワク
冨永悌二・東北大学病院長は記者会見で、興奮を込めて語った。冨永氏が喜びを隠さないのは、「いったん脳梗塞になって障害が残ると、患者さんはそれをハンディキャップとして生涯背負う方が非常に多い」というのが医療の常識だったからだ。 誰もが持つ“幹細胞の一種”を製剤化 ミューズ細胞とは、さまざまな細胞に分化する幹細胞の一種だ。誰の体にも存在している自然の細胞で、出澤真理・東北大学大学院教授が2007年に発見した。臓器などの細胞に何らかの異変が起こるとシグナルをキャッチして患部に自ずと集まり、修復する性質がある。しかし、脳梗塞のような重大な疾患になると、体内にあるミューズ細胞だけでは修復が間に合わなくなる。そこで培養で増やしたミューズ細胞を投与して補充しようというのが、ミューズ細胞製剤「CL2020」による治療だ。 製剤化に取り組むのは三菱ケミカルホールディングス子会社の生命科学インスティテュート(L
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く