「一人娘をなけなしの貯金で進学させたい。お許しいただきたい」。こうした謝罪文が、埼玉医大総合医療センター(埼玉県川越市)の岡秀昭教授(感染症科)の元に次々と届いている。差出人は過去に誹謗(ひぼう)中傷を投稿した人物だ。新型コロナウイルスを巡っては、多くの医療従事者が中傷にさらされた。岡教授は被害をなくそうと、悪質な投稿者の情報開示や賠償を請求している。中傷との戦いは、コロナ禍が沈静化した今も続いている。
「一人娘をなけなしの貯金で進学させたい。お許しいただきたい」。こうした謝罪文が、埼玉医大総合医療センター(埼玉県川越市)の岡秀昭教授(感染症科)の元に次々と届いている。差出人は過去に誹謗(ひぼう)中傷を投稿した人物だ。新型コロナウイルスを巡っては、多くの医療従事者が中傷にさらされた。岡教授は被害をなくそうと、悪質な投稿者の情報開示や賠償を請求している。中傷との戦いは、コロナ禍が沈静化した今も続いている。
コロナ禍の2020年、マスク着用をめぐりLCC機内でトラブルを起こし、客室乗務員に暴行を加え、乗務員や機長の業務を妨害したなどとして、1審で有罪判決を受けた被告。判決を不服として控訴していましたが、大阪高裁は10月30日、控訴を棄却しました。 1審判決によりますと、元大学職員の奥野淳也被告(37)は、コロナ禍の2020年9月、LCC「ピーチ・アビエーション」が運航する釧路空港発・関西空港行きの旅客機を利用した際に、客室乗務員からマスク着用を求められましたが拒否。 さらに、マスクを着けないことをめぐり他の乗客と口論になり、客室乗務員に対し「その乗客に謝罪させよ」と要求しました。 機長と客室乗務員は要求を断ったものの、奥野被告は大声で発言を続けるなどしたため、そうした行為をやめさせようと、機長は命令書の交付を指示。そして客室乗務員が命令書を交付する際、奥野被告は乗務員の腕を手でひねりました。
飛行機内でマスクの着用をめぐってトラブルとなり、客室乗務員にケガをさせて運航を妨げたなどの罪に問われている男の裁判で、検察側が懲役4年を求刑しました。 起訴状などによりますと、元大学職員の奥野淳也被…
新型コロナウイルスワクチンを患者に接種したと偽って医師が逮捕された事件で、警視庁捜査2課はほかの患者についても接種偽装をした疑いが強まったとして、東京都北区の「王子北口内科クリニック」院長、船木威徳被告(51)=詐欺罪で起訴=を詐欺と公電磁的記録不正作出・同供用容疑で、3日にも再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で判明した。 【図解でわかる】ワクチン、なぜ必要? ◇ 「私は一体何を接種されたのでしょうか」。心配そうな表情で話すのは東京都内在住の60代女性だ。この女性は、コロナワクチンの接種偽装をした疑いのある医師、船木威徳被告(51)=東京都北区=のクリニックで「ワクチン」を接種された。船木被告は警視庁の調べに「ワクチン接種を希望する患者には生理食塩水を打った」とも供述した。女性は体調に不安を覚えつつ「真実を教えてほしい」と訴える。 女性は2021年7月に2回、母のかかりつけ医だった
高齢者や医療従事者などを対象に4回目接種が始まった新型コロナウイルスのワクチン接種。しかし、その安全性への信頼を根本から覆す事件が。 【写真あり】現在は「休診中」となっている王子北口内科クリニック 9月12日、東京都北区にある「王子北口内科クリニック」の院長・船木威徳容疑者(51)が“偽装接種”によって逮捕されたのだ。 「船木容疑者は、昨年12月に札幌市の母子3人に実際は接種していないのに虚偽のワクチン接種記録を作成、および札幌市から接種委託料をだまし取った公電磁的記録不正作出・同供用と詐欺の疑いがあり、容疑を認めているそうです。 船木容疑者と母親はもともと知り合いで、ともに新型コロナワクチンの効果に懐疑的ないわゆる“反ワクチン”派だったといいます」(医療ジャーナリスト) 実は本誌は、昨年11月から王子北口内科クリニックの関係者からの内部告発をもとに水面下で本件の取材を進めていた。今回の逮
東京都内のクリニック院長が、新型コロナウイルスワクチンを打っていないにもかかわらず接種したように装い、自治体から委託料をだまし取ったとして逮捕されました。取材を進めると、このクリニックを巡り別の疑惑も浮上してきました。 ◇ 逮捕された王子北口内科クリニックの船木威徳容疑者(51)はかつて、Facebookに「実際には接種をしなくても証明書だけを交付しているひとがいるのは、容易に想像できます」と投稿していました。 船木容疑者は、新型コロナのワクチンを接種したように装い、自治体から委託料をだまし取った疑いがもたれています。 船木容疑者が接種したと装ったのは、札幌在住の家族3人でした。警視庁によると船木容疑者は、この家族のワクチン接種をしていないにもかかわらず、札幌市に業務委託料を請求。その後、市は約1万4000円を振り込み、家族3人の接種記録についても「接種済み」と登録したといいます。 船木容
新型コロナウイルスのワクチンの接種会場に男女4人が不法侵入した事件で、警視庁公安部は反ワクチン団体の組織的な関与を調べるため事務所を家宅捜索しました。 公安部が捜索したのは、東京・港区にあるワクチン接種に反対する団体「神真都(やまと)Q」の事務所です。 この記事の画像(12枚) 警視庁公安部は、9日午前、反ワクチン団体の事務所を家宅捜索した(東京・港区) この事件は、おととい、都内の小児向けワクチン接種会場に男女4人が不法に侵入し現行犯逮捕されたもので、4人がこの団体のメンバーだと確認し、組織的な関与を調べるものと見られます。 この団体は先月、東京ドームの大規模接種会場で抗議活動を行い、一時、接種が中断されていました。
新型コロナウイルスのワクチン接種を行っていた東京都内のクリニックに抗議団体が押し入った事件で、警視庁公安部は7日、建造物侵入容疑で、千葉県市川市の職業不詳、中川昇容疑者(64)、東京都杉並区浜田山の無職、中野桃子容疑者(57)ら4人を現行犯逮捕した。捜査関係者によると、4人は新型コロナのワクチン接種に反対する団体「神真都(やまと)Q会」のメンバーとみられる。 公安部によると、いずれも建物への侵入は認めており、そのうち一部は、ワクチン接種について「殺人行為なので止めに入った」という趣旨の供述をしているという。 逮捕容疑は7日午前11時ごろ、ワクチン接種に抗議するため、東京都渋谷区にあるクリニックの待合室に侵入したとしている。 クリニックでは当時、子供を対象にワクチンの接種が行われていた。神真都Q会のメンバーとみられる逮捕された4人を含む10人ほどが午前10時ごろにクリニックに抗議に訪れ、「コ
愛知県岡崎市を走行中の列車内で「俺はコロナだ」と叫び列車を停車させたとして20 歳の自称アルバイトの男が逮捕されました。逮捕後のPCR検査では「陽性」が確認されました。 逮捕されたのは住所不詳・自称アルバイトの北島陽樹容疑者(20)です。警察によりますと北島容疑者は8日午前10時すぎ、JR東海道線の岡崎駅に向けて走行中の新快速列車の中で、居合わせた乗客に対し「俺はコロナだ」などと叫び列車を停止させた威力業務妨害の疑いが持たれています。 列車内で大声で叫ぶ北島容疑者を見た乗客が乗務員を通じて110番通報し、事件が発覚。防護服に身を包んだ警察官が駅に駆け付け身柄を確保しました。 調べに対し北島容疑者は「コロナのご時世だから隣に座ってほしくないと言っただけだ」などと容疑を否認しているということです。 また逮捕後のPCR検査で、北島容疑者の新型コロナウイルス「陽性」が確認されました。
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