「色温度」の考え方からすれば、赤が低温、青が高温です。 しかし、温度の領域が全く違います。 例えば、赤い星と言われるオリオン座のベテルギウスの表面温度は約3500K(ケルビン:0K=約-273℃)、青い星と言われる同じくオリオン座のリゲルは11000Kです。 ガスバーナーの炎の色は、「色温度」とは関係ありません。温度も1800K程です。 完全燃焼のガスバーナーの炎が青く見えるのは、可燃ガスと酸素の化学反応の過程でできる不安定な原子等(ラジカル)が放つ光の色です。 ちなみに、不完全燃焼のガズバーナーの炎の赤色は、不完全燃焼によってできたススが熱せられた色ですので、色温度に近い原理です。 自動車のライトの色なんかも○○Kと書かれていますが、実際にその温度というわけではなく、その色を「色温度」当てはめた時の温度を指しているだけです。10000Kに耐えるガラスなんてないでしょう。 光の色にはイロイ