たとえば、アンダースコアハックがあります。IE6の標準モードではアンダースコアハックを利用することができたため、IE6用の対策として広く使われていました。ところがIE7の標準モードではアンダースコアハックが利用できなくなったため、アンダースコアハックに依存した標準モードのページでレイアウトが崩れるなどの不具合が起こってしまったのです。 似たようなことがIE8でも起こるとの懸念があることから、「どの標準モード’をターゲットとしているか」を明示する必要があるのではないかと考えられているのです。IE6やIE7は今後数年も大きなシェアを持ち続けると予想されるため、標準準拠度の高いIE8と、そうではないIE6、IE7を同じ DOCTYPEスイッチで区別するのは、互換性の確保という問題から現実的な解決策ではないのです。 IE8の新しい標準モードとモードスイッチ | Web標準Blog | ミツエーリン