マレーシアで4月11日に施行された嘘ニュース禁止法で、4月30日にデンマーク国籍のイエメン系男性が初の有罪判決を受けたそうだ(The Star Onlineの記事、 The Straits Timesの記事、 Channel NewsAsiaの記事、 The Vergeの記事)。 男性は4月21日にクアラルンプールで発生したハマスのメンバーとされるパレスチナ人の大学講師が自宅前で射殺された事件について、警察が現場へ到着するまでに通報から50分、救急車の到着に1時間もかかったなどと不満を述べる動画をYouTubeに投稿したという。警察によれば実際に現場へ到着したのは8分後だったとのことで、男性は悪意を持って嘘ニュースをYouTubeで公開した容疑で逮捕・起訴されることになる。 マレーシアの嘘ニュース禁止法では虚偽のニュースを故意に広めた者に対し、50万リンギット(約1,400万円)以下の罰金